2006-01-01から1年間の記事一覧

『ファンタジーって何ですか?』 06./06/25 金原瑞人さん

ずいぶん長いこと、このテーマを待っていた気がする。岡田くんが『ゲド戦記』のアレン王子の声を演じるから、その流れとしてこのテーマがあがったのだと思うけれど、私が感じていたこととあまりにシンクロ率が高いお話がたくさん聞けて、とても幸福な一時間…

『ゲド戦記』初号試写会

初号試写会が行われた模様。岡田くんも参加したとのこと。近い内に、感想が聞けると思う。楽しみである。 ところで、ジブリ関連の映像が見える『ジブリ チャンネル』で、鈴木プロデューサーや、宮崎吾朗監督、広報の方等ののコメントが映像と音声で見られる…

『バトルロワイヤルⅡ』DVD

デスノートで藤原君が気になると娘が言うので、借りて見てみた。残虐シーンがあるというので、絶対に見るまいと思っていたのだけど、私も藤原君見たさに、つい。 報復とか、生き残りとか、そういうことを賭けて本気で殺し合いをする……これが、現代の各国の紛…

夏の貴婦人

空を覆う 低い雲が 街中から 陰を追放する あなたが 一番うつくしい日だ あなたは ほんのりと芳香を放ち あなたは きっぱりと白く あなたは 凛として謎めく ソンザイスルダケデ キセキダ さすらいの 吟遊詩人すら 恥ずかしい常套句を 口走ってしまうほどに

『デス・ノート』

『デス・ノート』見てきた。面白かった。 我が家のトイレには、天井までのスチール書棚があり、そこはコミック専用棚になっている。その下から三段目、いい高さに『デス・ノート』はある。原作は連載が終わったけれど、終わり方が気に入らないと、夫と娘がと…

『花よりもなほ』四回目見てきました

金曜日、仕事帰りに見てきた。 思うんだけど、武力における『強さ』というのは、相手を人間だと思わないことと強い関係がある。私は四人兄弟で、兄弟仲がとても悪かったので、とてもよくわかるのだが、例えば実際の腕力がそれほど差がなくても、相手に思い切…

『花よりもなほ』ほっこり映画なんだな

子供たちがとても可愛かった。進坊、吉坊が可愛いのももちろんのこと、エキストラの子達も。「孫ちゃーん!」と言いながらかけていく時の声などは、本当に、大好きな孫ちゃんを見つけて、喜んで駆け寄っているんだということがわかった。ちょっと甘えて。孫…

『ポセイドン』

リチャード・ドレイファスが出演している上、ペーターゼン監督の作品とあっては、見ずにはいられない。ああ、だけど、水恐怖症と、閉所恐怖症、高所恐怖症の人は、かなりつらいことを覚悟して見た方がいいと思う。かく言う私は、水恐怖症にして、閉所恐怖症…

『花よりもなほ』三回目行って来ました

三回目、行ってきた。前回との画期的な違いは、レイトショーではなかったせいだろうか、観客がそこそこ入っていて、かつ平均年齢が高かった。そして、笑うところでみんな笑っていたところだ。前は誰も笑わないから、私もついつい遠慮してしまった。何だかほ…

『花よりもなほ』二回目行って来た

最初に見た映画のイメージが次から次へと頭に鮮やかに飛来するので、どうやら本物みたい、と思い、レイトショーで二回目見てきた。 二回目で意味がわかったシーン。 そで吉が、川原で花を摘んでいたのは、子供たちを見ていて、おりょうさんと遊んだ頃のこと…

『花よりもなほ』さて、そろそろ書く

映画見てから、3日経った今、イメージに強く焼き付けられているもの。 宗左が開いている寺子屋で、余所見をしている子供を、宗左が優しく叱るシーン。子供にこんなに優しく触れること、演技でとは言え、誰もができるものなんだろうか。私が記憶している限り…

『花よりもなほ』初日、行って来ました。

間が悪いのはいつものことだけど、仕事が忙しくて、金曜日はついに今年はじめての徹夜仕事になってしまった。映画リピーターになるためには、少し不都合な状態ではある。 それはさておき、待ちに待った、『花よりもなほ』。初日のレイトショーで行ってきた。…

『嫌われ松子の一生』

初日で見てきた。 少女の宝箱をひっくり返したような、豪華で楽しい映画だった。ミュージカル映画のようなポップな絵が出てきたかと思うと、家族ドラマのようなシリアスな場面が出てきたり。登場する人たちも、お笑いの人やベテラン、歌手など、バラエティに…

『ゲド戦記』岡田くんのアフレコがアップした模様

製作日誌によれば、22日あたりで岡田くんのアフレコがアップしたようだ。お疲れ様。製作の方も、映像部分は、オールアップだそうで、監督、スタッフのみなさま、長い道のり、お疲れ様でした。 雑誌の「INVITATION」に、岡田くん関係では『花よりもなほ』と『…

『噂や口コミとどう付き合えば良いですか?』06/05/21 松田美佐さん

今回は、岡田くんにとって、また別の意味で興味のある分野ではなかったろうか。人間がすることなのに、理解できないことのひとつで、その謎が知りたい、みたいな。岡田くんが噂嫌いだというのは本当だろうと思う。本当は噂したいけど、道徳観があるので我慢…

『ゲド戦記』星のいのち

土曜日の午後、降り続いていた雨が上がって、空に虹がかかった。虹はすぐに消えてしまったけれど、雨雲の間から青空がのぞき、日が沈むまでの間、空はすばらしいアートを描き続けていた。そんな空を、走るバスの中から眺めていると、雲がいのちとこころを持…

『花よりもなほ』ブックリスト

雑誌ラッシュ、岡田くんが表紙の雑誌が次々と書店のラックに並べられる、心楽しい期間がやってきた。 さて、是枝監督が、『花よりもなほ』制作のために参考にした本のリストが雑誌『SWITCH』に掲載されていた。 その中に、山本周五郎著『ひとごろし』が入っ…

雨上がりの空

ついさっきまで、虹がかかっていた空

キャッツアイ以前、キャッツアイ以後

こんな言葉がある。『松本清張以前』『松本清張以後』。 これは何のことかというと、かつて日本には、推理小説と言えば謎解きを本筋にした、いわゆる『本格ミステリー』しか存在しなかった。そこに、作家 松本清張氏が、犯罪の『動機』に強い光を当てて小説…

『ゲド戦記』世界のバランスということ

『ゲド戦記』の予告編の第二段が出た。映像が心地よい。テルーの歌が脳内を自由に駆け巡り始めた。 そんな『ゲド戦記』鑑賞の予習として、今、調べ物をしている。 原作者のル・グウィンは、両親がインディアンの研究者だったと聞いた。なるほど、その影響を…

『花よりもなほ』今、なぜ『仇討ち』か

岡田くんが、某女性誌に、恋愛の話題に絡めて、『花よりもなほ』の登場人物、未亡人のおさえさんの言葉を例に引いていた。父親の仇を討つために江戸で長屋住まいをしている宗左衛門に「お父上の人生が宗左さんに残したものが憎しみだけだったら、寂し過ぎま…

『地方分権で僕らの毎日は変わりますか?』 06/05/14 中田宏さん

私の住んでいる市の市長さんの登場だ。アナリストや国連の方はいらしたけれど、現役の政治家の方がゲストにみえるのは初めてだということもあって、かなり気張って勉強してきた感のある岡田くん。でも、市長は、とても気さくで元気な方で、岡田くんにも優し…

木更津キャッツアイ ワールドシリーズ>はじめに

こっちは秋の公開だということで、時間の余裕がたっぷりあるようだけど、のん気に構えていると、他の二つの映画に気をとられて最後であたふたとなりそう。仕事ではよくあることだ(冷汗)。 というわけで、思いつくたびぼちぼち書いていく方向で、コーナーを作…

『ゲド戦記』はじめに

今、『ゲド戦記』では、アフレコの真っ最中だ。今月いっぱい続くということだ。アフレコというのは、一般人の私が想像していた以上に時間のかかるものだということがわかった。我がアイドルは、アフレコの一番最初で、スタッフがうなるほどよかったそうなの…

『花よりもなほ』はじめに

さて、公開があと三週間に迫った、岡田准一主演映画『花よりもなほ』。 ファンとしても、そろそろ本腰を入れないといけない時期にきたと思う。 映画館リピートする体制はすでに整えたけれど、正直いって、本当にリピートするかどうかは見るまではわからない…

『間宮兄弟』

二週間ぶりに映画館で映画を見た。ゴールデンウィークだというのに、見たいと思うのが全然かかってなかったので。 さて、娘が配役が好きだから見たいというので、『間宮兄弟』見てきた。私としては何の予備知識もなく行って、つまらなくてもいいや、ぐらいの…

時間の発見、もしくは発明

前から感じていること。 エッシャーの絵の中には、哲学的な題材が隠れているのでは、と思わせるものがある。その中のひとつ。「三つの拡がり」 1955年。 池か湖の水面の絵である。そこには、木々の鏡像、水の上の落ち葉、水の中を泳ぐ魚が「同時に」映りこん…

正直者のはなし

さてさて、お姫様物語で続けようと思ったけれど、最近ずっと『ゲド戦記』の製作日誌を熟読していて、色恋の話をする気分ではなくなっている。で、ちょっとそれから遠い物語をはさんでみようと思う。 日本の昔話には、「正直じいさん」「いじわるじいさん」が…

一蓮托生

我がアイドルか一番好きな花だと言うので 何となく特別な想いで見てしまうハスの花。 泥の中に、美しい花が咲くから、と 若いのに似合わない哲学的なことを言う。 またひとつ「好き」のシナプスが強固になる。 極楽では、花の中にひとが生まれる。 一緒のハ…

『ダイヤモンドについて教えてください』06/04/30 小山田大也さん

のっけから、我がアイドルが、私の地雷を踏んでくれた(苦笑)。「女性はダイヤが好き」なんて言われると困るな。私が女でないか、女性がダイヤ好きでないか、どっちかを賭けて戦わねばならない。自分で買ったこともなければ、人からもらったこともない。欲し…