#映画レビュー

映画「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」見ました

「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」。6/18と6/21の2回行って来ました。以下ネタバレを含みます。 前作よりパワーアップしているという宣伝でしたが、嘘ではありませんでした。予想以上でした。1回目はドルビーで見たせいで、何度もビクッと身体が硬直してほん…

映画「ヒメアノ~ル」見てきました。

映画、「ヒメアノ~ル」を昨日、娘と二人で見てきた。 見終わった後、娘がどうしても気分がすぐれないというので、かなり時間をかけて散歩したりウィンドウショッピングしたりして気分を変える努力をした。 それでもなお、後ろから誰かが付けてくるんじゃな…

映画>『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』その2

さてさて、感想の続きを。 男性ファンの間では、登場人物の女性の中で、綾波レイがダントツトップの人気を誇っているそうだ。 私は、これがなぜなのか、よくわからないでいた。 喜怒哀楽に乏しい人物に描かれているので、明るい女の子を好む(と私が勝手に憶…

映画>『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』

「序」に続いて、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』を見てきた。 私は、とりあえずオリジナルの方を三回目辺りからずっとリアルタイムで見ていた口だから、エヴァ関係の映画はすべて見ている。 家族三人とも、物語がとても気に入って、特に夫と私は、お話を記…

蜷川さんの動画を拝見。

蜷川さんの動画を拝見。 『ムサシ』の稽古の場面も少し出てきた。 若い俳優千人以上と直にオーディションをされたとか。 私は、想像しただけで恐怖と疲労でぐったり。 蜷川さん、話しているところとか、身のこなしとか、あんまり70代じゃない。 身近な人たち…

DVD>映画『マディソン郡の橋』『魂萌え』

これは、藤原竜也さんゆかりの映画鑑賞である。 『マディソン郡の橋』は、藤原さんがまだ十代の頃、バラエティ番組で「大人の恋愛ものを演じてみたい」という希望を述べた際に例に出した、という映画だ。 それまで、ただ中年に差し掛かった男女の恋愛の物語…

『ムサシ』大阪公演のチケットを

チケットをゲットすべく、今いろいろ当たっているところだ。 娘は、「私はもういいから」なんて言う。 そして、この子との付き合いがかれこれ21年になる母は、そんな言葉を「はいそうですか」とは聞かない。 本当は行きたいくせに。 諦めるのが上手な子に…

DVD>舞台『ヴェニスの商人』 他

これは年末に見た。 例によって書こうかどう迷っていたけれど、ちょっとだけ。 今まで見たことがある『ヴェニスの商人』とは、まったく違う空気を持った舞台。 私が一番面白いと思ったこと。 『二役』ということ。 ポーシャは、劇中で一人二役、しかも男性と…

DVD>映画『SABU』、本『さぶ』

これは、秋に映画をDVDで見て、速攻で文庫本をアマゾンで取り寄せ、娘と私でそれぞれ一日で読んでしまったものだ。 時代物なのに、すいすいと入ってきた。 感想、書こうかどうしようか迷ったんだけど、覚書としてちょっとだけ。 『さぶ』の実質的な主人公…

DVD>映画『バトル・ロワイアル』 今更だけど

最近眠れない。心配事があるせいだということはわかっている。解禁目前の娘の就活のことが気がかりでならないのだ。 書く文にも、その気持ちが表れているようだ。 どうか、社会人へのスタートの第一歩が、うまく踏み出せますように、と、すべての想いはそこ…

「ムサシ」の制作発表と、「カイジ」のワンシーン

さてさて、私はくじ運が絶望的に悪い。 ビンゴゲームで連続して最下位、なんてことがざらにある。 男運は……まあそれは良いとして。 おかげでタナボタを狙わない性格になったのはいい事だ。ああいい事だとも(苛) ところが、娘は私の運まで引き受けたかのよう…

「かもめ」を見て、つれづれに

藤原竜也さんのファンとのツアー&握手会も無事終了したそうな。ファンの方たちがいろいろ感想を書いているのを見ていると、藤原さんて、本当にいい人だとわかる。ファンは対象に似る、というけれど、藤原さんとファンの関係も、お互いを大切にするとてもい…

天才論2~DVD>映画『カメレオン』

今年の夏は、仕事がそこそこ忙しく、この『カメレオン』、映画館では二回しか見ることができなかった。見終わって映画館を出るとすぐに「もう一度みたい」と思った映画。それがなぜこんなにもあっさりと短い公開期間で終わってしまったものやら。もうちょっ…

DVD>映画『カミュなんて知らない』 他ドラマ等

藤原竜也さんが出演したドラマの内、『凍りつく夏』が名作だという意見が多かったので、ネットオークションで手に入れて見てみた。先々週のことだ。 子供の虐待をテーマにしたドラマというと、『永遠の仔』がはしりだと思っていたのに、こんなのがあったなん…

天才論~藤原竜也

『カメレオン』を見た7月5日から約4ヵ月。藤原竜也さんの出演したドラマ・映画・舞台のうち、映像が手に入るものは、初期の一部を除いてすべてを見終えた。あと、文章も、フォトリーディングのおかげで短時間にかなり目を通すことができた。今年の7月から10…

映画>『蛇にピアス』  ~『嗤う伊右衛門』の回想

金曜日、仕事から一直線に川崎のチネチッタまで『蛇にピアス』を見に行った。藤原さんが友情出演しているけれど、今回はそれが目当てではなかった。蜷川さんが何をしたいか、言いたいのか、それが知りたい。それが目的のすべてだ。 蜷川さんのこれまでの監督…

DVD>舞台『大正四谷怪談』 主演 藤原竜也

この「大正四谷怪談」は、「身毒丸」の作家 岸田理生さんが、藤原さんのために書き下ろした戯曲だと聞いた。確かに、近代の物語としては、17歳で10歳年上の妻がいるという設定にはとても無理があるけれど、それなら納得だ。 その時のキャッチが「民谷伊…

DVD>ドラマ『新選組!』

本当は、舞台の『大正四谷怪談』の感想を書く予定だったけど、昨夜とうとう『新選組!』を最終回まで見終えたので、感動が冷めない熱い内に書こうと思う。TUTAYA DISCUSでずっと借りて見てきたけれど、ダイジェストのDVDボックスはぜひ買おう…

DVD>舞台『エレファント・マン』主演 藤原竜也

『エレファント・マン』、DVDにて拝見。それまでは蜷川さん演出の舞台だったけれど、これは別の人 のものだ。これが上演される少し前、ACTシアターに別舞台の観劇に出かけた折に広告を見たのが、とても印象的だった。象のような奇形を持った主人公を、…

ちょっとコーヒーブレイク、ネット動画

ずっと書くのをサボっていたから、リハビリのつもりで書いていても、なかなかスピードが戻ってこない。DVDを見るスピードが、書くスピードより速いという、ちょっと追い込まれ気味の状態だ。まあ、その内追いつくだろう。次のを書く前に、ちょっとコーヒ…

DVD>舞台『身毒丸』

『ロミオとジュリエット』について、尻切れトンボの感想を書いてしまった。 この若々しく、初々しい二人の恋の物語を見ていて、思った。 人間は、その年であればこその感情、ものの感じ方・考え方などをする部分が大きいと思う。その人の個別の性格と、どっ…

DVD>舞台『ロミオとジュリエット』 主演 藤原竜也

さて、『オレステス』と同様、2004年の『ロミオとジュリエット』もDVDになっている。ありがたいことだ。2003年の『ハムレット』も、生きているうちに何とか見てみたいものだ。『ロミオとジュリエット』については、既にファンブログでいろいろ情報を拾った。…

DVD>舞台『オレステス』 主演 藤原竜也

最近、藤原竜也さんの古いインタビューがたくさん置いてあるサイトを見つけて拾い読みしていた。その中に、以前、蜷川さんがギリシャ悲劇で「ある役者」を起用しているのを見て、「どうして俺じゃないんだ」と嫉妬した、と発言しているのを見つけた。200…

映画>『カメレオン』

もう公開日が過ぎてしまって、DVDの発売を待つしかないけれど、久々に感動した映画だったので書こうと思う。映画『カメレオン』。 なにがきっかけだったか、公開になったばかりの時、娘が突然見たいと言い出したので、横浜の伊勢崎町に二人で見に行った。…

映画>『ハンニバル・ライジング』

前作からずいぶん時が経った。前作の時点で、続編がもし作られるとしたら、老境に入ったレクター博士について、それなりの結末が描かれると予想していたのだが、予想は見事にはずれた。前作の原作を映画化するに当たり、大幅に割愛されていた、レクター博士…

『ラン・ローラ・ラン』DVD

『パフューム』の監督の過去作品で、大ヒット作というので、レンタルで見てみた。 この監督、ひょっとして赤毛フリークだろうか。主人公のローラを演じる役者さんは、ブロンドを赤毛に染めている。『パフューム』との共通点はそれくらいだった。同監督の作品…

『オール・ザ・キングスメン』

川崎のトーホーで見てきた。 原作のタイトルだけはずいぶん前に知っていた。英語の物語にはマザーグースを元にしたものが多い、という趣旨の本に、クリスティの「そして誰もいなくなった」や「風が吹いたら」と共に紹介されていた。 というわけで、タイトル…

『ホリデイ』

さて、『恋愛適齢期』のナンシー・マイヤーズ監督の新作だというので、見てきた。予告編を見た段階ですべての筋が予測できだが、それは的中した。物語の意外な展開ではなくて、そんな中のお洒落な会話を楽しむのがこの監督の作品の正しい鑑賞法だと思うので…

『蟲師』

蒼井優さんが、先週のアエラの表紙になっていた。笑顔も素敵だけど、こんなふわっとした表情もまた愛らしくていい。何だか、見るたびに美しくなっていくようだ。「のっている」というのは、そういうことなのだろう。もうしばらく、いい風が吹きますように。…

『アンフェア』

舞台『天保十二年のシェークスピア』を観劇したときに、篠原涼子さんをはじめて生で拝見した。びっくりするほどきれいなので、びっくりした(笑)。白磁のティーカップみたいだと思った。つやつやぴかぴかで、きゅっと小粋で、いわくいいがたい気品があって…