2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『それでもボクはやってない』

『さくらん』を見た後、二本続けて見て来たのがこれ。順序を逆にしなくて大正解だった。つまらない、という意味ではなくて、どこかいたたまれないところがある映画だった。ものすごく疲れた。はっきりと使命感を持って映画を作った、と監督が語っているけれ…

『さくらん』

映画『さくらん』鑑賞。独特な感じで、面白かった。 写真家の蜷川実花さんが監督ということであれば、『MORE』に連載されている、『妄想劇場』の極彩色の世界が、映像でも繰り広げられているに違いない、そう思ってわくわくして出かけた。本当を言えば、…

『ドリームガールズ』

個人的な事情でいえば、R&Bは大好きである。二十代の後半から三十代まで、一番聴いた音楽だ。そんなわけで、モータウンの往年の名曲ばかり集めたCDも持っているし、「モータウン25th」をLDで持っている。マイケル・ジャクソンが「ビリー・ジーン…

『天国は待ってくれる』

土曜日、仕事を定時に終えて、二本続けて『天国は待ってくれる』と『ドリームガールズ』を鑑賞。「疲れるかな?」と思ったけれど、『天国~』を先にしたのでまったく問題なく楽しめた。まるで『天国~』をオードブル扱いにしているようで申し訳ない。どちら…

『どろろ』

「見てから読むか、読んでから見るか」迷った末、今回は読んでから見ることにした。手塚治虫の名作「どろろ」。ずいぶん前からその存在は知ってはいたものの、何となくグロテスクな感じがきついような気がして敬遠していた作品だ。まあ、グロテスクは苦手だ…

小島烏水 版画コレクション展 横浜美術館

横浜美術館には、少し前にやっていた「アイドル展」ではじめて足を踏み入れた。その時じっくり見たのは、篠山紀信作「激写」の山口百恵さんのフォトストーリーと、蜷川実花さんによる写真パネルの数々だった。それで再確認した。私は、やっぱり人間そのもの…

『CATS』

CATS公式ホームページ 10日土曜日、娘と二人で、劇団四季ミュージカル「CATS」を見てきた。JR五反田の駅を出ると、ビルの外壁に猫人間たちの顔が集まった大きなポスターが。そこから十分ほど歩くと、いきなり「CATS」の大きな文字が現れる。…

『ニック・オブ・タイム』DVD

これは、『ケ・セラ・セラ』の大ヒットで知られる、ヒッチコックの『知りすぎた男』のリメークだそうだ。ヒッチコック得意の、主人公の「巻き込まれ」物語である。それを『アサシン』のジョン・バダム監督がメガホンを取っている。絶対に観客を飽きさせない…

書くための本を読み続けて

その人がやっていたスポーツの特性で、その後の体つきやメンタリティにもかなり影響が出る。おおざっぱに言っても、持久力のスポーツと、瞬発力のスポーツでは、かなり要求される資質は違ってくるし、それぞれのスポーツの性質によって、動体視力だったり、…