映画&舞台&本

「ザ•ファブルⅡ」の舞台挨拶

昨日、午後6時に「ザ•ファブルⅡ」の出演者、監督の舞台挨拶がYouTubeで配信されました。もうすぐなんですね、わくわくが止まりません。自然に笑みが込み上げてきて、知らない人が見たら、かなり危ない人に成り果てています。でもいいの。 それにつけても、…

映画「ヒメアノ~ル」見てきました。

映画、「ヒメアノ~ル」を昨日、娘と二人で見てきた。 見終わった後、娘がどうしても気分がすぐれないというので、かなり時間をかけて散歩したりウィンドウショッピングしたりして気分を変える努力をした。 それでもなお、後ろから誰かが付けてくるんじゃな…

映画>『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』その2

さてさて、感想の続きを。 男性ファンの間では、登場人物の女性の中で、綾波レイがダントツトップの人気を誇っているそうだ。 私は、これがなぜなのか、よくわからないでいた。 喜怒哀楽に乏しい人物に描かれているので、明るい女の子を好む(と私が勝手に憶…

映画>『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』

「序」に続いて、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』を見てきた。 私は、とりあえずオリジナルの方を三回目辺りからずっとリアルタイムで見ていた口だから、エヴァ関係の映画はすべて見ている。 家族三人とも、物語がとても気に入って、特に夫と私は、お話を記…

本>「裁判官に気をつけろ!」日垣隆

本題に入る前に、今日「ほんとうに読んでほしい本150冊」をコンビニで買ってぱらっと読んだ感想を。 三浦展さんと勝間さんが「原材料の本」と呼ぶ本のリストは、とてもありがたいと思った。 社会科学の良書をもっと読みたい、と思っていたところだったので。…

戯曲『ムサシ』~井上ひさし ネタバレ注意

舞台『ムサシ』をぜひ見てみたいけれど、まだ見ていない、という方は、これから先はネタバレがあるのでご注意ください。 WOWOWで7月18日 12:00~に放送されることでもあるし、ネタバレなしの方がおそらく、より楽しめます。 ------------…

戯曲『カリギュラ』アルベール・カミュ

カミュの『カリギュラ』は、新潮文庫版と、このハヤカワ演劇文庫版がある。 動画で、2007年の演出 蜷川幸雄、主演 小栗旬の「カリギュラ」を観て、DVDを購入する前に、 一度、紙に書かれた戯曲を読んでみたい、と思い発ち、『ムサシ』を観終わったと同時…

もうすぐ『ムサシ』

あと、五日で『ムサシ』の観劇だ。 長かった~。 予習は済ませたから、あとはもう舞台を見るだけ。 遠足前の小学生の気分だ。 洋服は、Tシャツくらいしか買わなかった。 その代わり、行きつけの美容院で、「藤原竜也さんの舞台を見に行くから」とわざわざこ…

ごめんなさい、嘘ついた

いや、嘘をついてたわけではないけれど、あたかもテレビでは小栗さんを見たことがないような事言ってしまった。 岡田くんの痛いファンだったんだもん、小栗さんを知らないはずはない。 「大化改新」で競演しているから。 撮影時で、確か、岡田くんは23歳、…

「宮本武蔵」が面白くって

吉川英治著「宮本武蔵」を、先週末までに読む予定だったが、まだ途中だ。 ちょっといろいろばたばたしてて。 だけど、通勤の行き帰りと昼休みの最大の楽しみになっている。 読み終わるのが何だかもったいない。 これ、面白いわー。いやあ、期待以上だったな…

レプリークBis、「演出家のすべてが知りたい」

新しい現場に通いだしてから3日目の駅近くで、大きな書店発見。 そこの演劇・映画関係の雑誌が充実していることに感激。 藤原竜也さんと、小栗旬さんと、鈴木杏さんの三人が表紙になっている、インパクト大の雑誌を発見して即購入。 さてさて、その『レプリ…

蜷川さんの動画を拝見。

蜷川さんの動画を拝見。 『ムサシ』の稽古の場面も少し出てきた。 若い俳優千人以上と直にオーディションをされたとか。 私は、想像しただけで恐怖と疲労でぐったり。 蜷川さん、話しているところとか、身のこなしとか、あんまり70代じゃない。 身近な人たち…

週末鑑賞 動画>『お気に召すまま』『タイタス・アンドロニカス』『カリギュラ』

さてさて、例によって舞台鑑賞のための予習である。 『ムサシ』は舞台だから、映画のように何度もリピートすることはできない。 だから、できるだけ観劇の途中で頭の中に「?」マークが浮かんで、舞台に集中できない時間を生じないように、勉強しておく。 ま…

本>『ロマンチックウイルス』

さてさて、我が家では目下のところ、家庭内別居状態である。 共有スペースは、風呂場、洗面所、トイレ、廊下、のみである。 トイレには、読みかけの本が雑然と置いてある。 夫が買って置いてあるものでも、面白そうであれば私も見たりする。 ある時、夫がゴ…

映画から見えてくること~アメリカの階層

http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php週末なので、ちょっと真面目に。 夜更かししてネットをしてた時に、何となく気になる文章の中に、「ギークな話題で申し訳ない」とあった。 ギークってなに? さっそくウィキペディアで検索。 単純…

DVD>映画『マディソン郡の橋』『魂萌え』

これは、藤原竜也さんゆかりの映画鑑賞である。 『マディソン郡の橋』は、藤原さんがまだ十代の頃、バラエティ番組で「大人の恋愛ものを演じてみたい」という希望を述べた際に例に出した、という映画だ。 それまで、ただ中年に差し掛かった男女の恋愛の物語…

DVD>映画『カミュなんて知らない』 他ドラマ等

藤原竜也さんが出演したドラマの内、『凍りつく夏』が名作だという意見が多かったので、ネットオークションで手に入れて見てみた。先々週のことだ。 子供の虐待をテーマにしたドラマというと、『永遠の仔』がはしりだと思っていたのに、こんなのがあったなん…

映画>『蛇にピアス』  ~『嗤う伊右衛門』の回想

金曜日、仕事から一直線に川崎のチネチッタまで『蛇にピアス』を見に行った。藤原さんが友情出演しているけれど、今回はそれが目当てではなかった。蜷川さんが何をしたいか、言いたいのか、それが知りたい。それが目的のすべてだ。 蜷川さんのこれまでの監督…

映画>『ハンニバル・ライジング』

前作からずいぶん時が経った。前作の時点で、続編がもし作られるとしたら、老境に入ったレクター博士について、それなりの結末が描かれると予想していたのだが、予想は見事にはずれた。前作の原作を映画化するに当たり、大幅に割愛されていた、レクター博士…

映画・本>『羊たちの沈黙』『ハンニバル』その2

本>「羊たちの沈黙」「ハンニバル」 (2001.8.7) 遅くなったが、映画化された「ハンニバル」を見た。ストーリーの大筋では原作に極めて忠実だったと思う。もちろん、すべて映像にしていたら、映画の時間枠をはるかに飛び出してしまうだろうから、かなり落…

映画・本>『羊たちの沈黙』『ハンニバル』

本>「羊たちの沈黙」「ハンニバル」 2000.6.9 「蝿の王」でも言った通り、観る映画を選ぶときの基準に、好きな役者のもの、というのがある。夫は、狂人や犯罪者をエレガントに演じられる役者、私は、純粋な人間を美しく演じられる役者。私たちふたりの好き…

『ラン・ローラ・ラン』DVD

『パフューム』の監督の過去作品で、大ヒット作というので、レンタルで見てみた。 この監督、ひょっとして赤毛フリークだろうか。主人公のローラを演じる役者さんは、ブロンドを赤毛に染めている。『パフューム』との共通点はそれくらいだった。同監督の作品…

『オール・ザ・キングスメン』

川崎のトーホーで見てきた。 原作のタイトルだけはずいぶん前に知っていた。英語の物語にはマザーグースを元にしたものが多い、という趣旨の本に、クリスティの「そして誰もいなくなった」や「風が吹いたら」と共に紹介されていた。 というわけで、タイトル…

『ホリデイ』

さて、『恋愛適齢期』のナンシー・マイヤーズ監督の新作だというので、見てきた。予告編を見た段階ですべての筋が予測できだが、それは的中した。物語の意外な展開ではなくて、そんな中のお洒落な会話を楽しむのがこの監督の作品の正しい鑑賞法だと思うので…

『蟲師』

蒼井優さんが、先週のアエラの表紙になっていた。笑顔も素敵だけど、こんなふわっとした表情もまた愛らしくていい。何だか、見るたびに美しくなっていくようだ。「のっている」というのは、そういうことなのだろう。もうしばらく、いい風が吹きますように。…

『アンフェア』

舞台『天保十二年のシェークスピア』を観劇したときに、篠原涼子さんをはじめて生で拝見した。びっくりするほどきれいなので、びっくりした(笑)。白磁のティーカップみたいだと思った。つやつやぴかぴかで、きゅっと小粋で、いわくいいがたい気品があって…

『ステップ・アップ』

ダンス好きの娘が、映画の最初の宣伝を見たときから、ずっと楽しみにしていた映画。初日に二人で行って来た。ストーリーや役者の演技には特に惹かれるものはないのだけど、ダンスは素晴らしく楽しかった。聞けば、振付師である監督の第一回監督作品だとか。…

『ハッピーフィート』

先行上映で見てきた。 かわいいペンギンが歌い踊る、底抜けに楽しいCGアニメが見られると思って見たけれど、ちゃんと真面目に語る部分も盛り込んである、真面目な映画だった。 もちろん、CGは楽しい。思いがけない絵の連続だ。水の中の描写など、すばら…

『ナイトミュージアム』

先行上映で見てきた。 何をやっても続かない主人公が、子供の養育権のために就職するのが、閑古鳥が鳴く博物館の夜警。そこでは、毎晩毎晩、不思議な現象が起こる。逃げ出さずに頑張る、というのがメインテーマなのだろうけど、もちろん、物語は純然たるコメ…

『パフューム ある人殺しの物語』

つい先日、養老孟司著「超バカの壁」を読んでいたら、ちょうどタイミングよく、嗅覚の話が出ていた。いろいろ脳に絡めた味覚・嗅覚の面白い話が載っていたのだけど、その中に犬からよく吠え付かれる人がいる理由として、怖がっているのを匂いで犬に悟られる…