2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『嫌われ松子の一生』

初日で見てきた。 少女の宝箱をひっくり返したような、豪華で楽しい映画だった。ミュージカル映画のようなポップな絵が出てきたかと思うと、家族ドラマのようなシリアスな場面が出てきたり。登場する人たちも、お笑いの人やベテラン、歌手など、バラエティに…

『ゲド戦記』岡田くんのアフレコがアップした模様

製作日誌によれば、22日あたりで岡田くんのアフレコがアップしたようだ。お疲れ様。製作の方も、映像部分は、オールアップだそうで、監督、スタッフのみなさま、長い道のり、お疲れ様でした。 雑誌の「INVITATION」に、岡田くん関係では『花よりもなほ』と『…

『噂や口コミとどう付き合えば良いですか?』06/05/21 松田美佐さん

今回は、岡田くんにとって、また別の意味で興味のある分野ではなかったろうか。人間がすることなのに、理解できないことのひとつで、その謎が知りたい、みたいな。岡田くんが噂嫌いだというのは本当だろうと思う。本当は噂したいけど、道徳観があるので我慢…

『ゲド戦記』星のいのち

土曜日の午後、降り続いていた雨が上がって、空に虹がかかった。虹はすぐに消えてしまったけれど、雨雲の間から青空がのぞき、日が沈むまでの間、空はすばらしいアートを描き続けていた。そんな空を、走るバスの中から眺めていると、雲がいのちとこころを持…

『花よりもなほ』ブックリスト

雑誌ラッシュ、岡田くんが表紙の雑誌が次々と書店のラックに並べられる、心楽しい期間がやってきた。 さて、是枝監督が、『花よりもなほ』制作のために参考にした本のリストが雑誌『SWITCH』に掲載されていた。 その中に、山本周五郎著『ひとごろし』が入っ…

雨上がりの空

ついさっきまで、虹がかかっていた空

キャッツアイ以前、キャッツアイ以後

こんな言葉がある。『松本清張以前』『松本清張以後』。 これは何のことかというと、かつて日本には、推理小説と言えば謎解きを本筋にした、いわゆる『本格ミステリー』しか存在しなかった。そこに、作家 松本清張氏が、犯罪の『動機』に強い光を当てて小説…

『ゲド戦記』世界のバランスということ

『ゲド戦記』の予告編の第二段が出た。映像が心地よい。テルーの歌が脳内を自由に駆け巡り始めた。 そんな『ゲド戦記』鑑賞の予習として、今、調べ物をしている。 原作者のル・グウィンは、両親がインディアンの研究者だったと聞いた。なるほど、その影響を…

『花よりもなほ』今、なぜ『仇討ち』か

岡田くんが、某女性誌に、恋愛の話題に絡めて、『花よりもなほ』の登場人物、未亡人のおさえさんの言葉を例に引いていた。父親の仇を討つために江戸で長屋住まいをしている宗左衛門に「お父上の人生が宗左さんに残したものが憎しみだけだったら、寂し過ぎま…

『地方分権で僕らの毎日は変わりますか?』 06/05/14 中田宏さん

私の住んでいる市の市長さんの登場だ。アナリストや国連の方はいらしたけれど、現役の政治家の方がゲストにみえるのは初めてだということもあって、かなり気張って勉強してきた感のある岡田くん。でも、市長は、とても気さくで元気な方で、岡田くんにも優し…

木更津キャッツアイ ワールドシリーズ>はじめに

こっちは秋の公開だということで、時間の余裕がたっぷりあるようだけど、のん気に構えていると、他の二つの映画に気をとられて最後であたふたとなりそう。仕事ではよくあることだ(冷汗)。 というわけで、思いつくたびぼちぼち書いていく方向で、コーナーを作…

『ゲド戦記』はじめに

今、『ゲド戦記』では、アフレコの真っ最中だ。今月いっぱい続くということだ。アフレコというのは、一般人の私が想像していた以上に時間のかかるものだということがわかった。我がアイドルは、アフレコの一番最初で、スタッフがうなるほどよかったそうなの…

『花よりもなほ』はじめに

さて、公開があと三週間に迫った、岡田准一主演映画『花よりもなほ』。 ファンとしても、そろそろ本腰を入れないといけない時期にきたと思う。 映画館リピートする体制はすでに整えたけれど、正直いって、本当にリピートするかどうかは見るまではわからない…

『間宮兄弟』

二週間ぶりに映画館で映画を見た。ゴールデンウィークだというのに、見たいと思うのが全然かかってなかったので。 さて、娘が配役が好きだから見たいというので、『間宮兄弟』見てきた。私としては何の予備知識もなく行って、つまらなくてもいいや、ぐらいの…

時間の発見、もしくは発明

前から感じていること。 エッシャーの絵の中には、哲学的な題材が隠れているのでは、と思わせるものがある。その中のひとつ。「三つの拡がり」 1955年。 池か湖の水面の絵である。そこには、木々の鏡像、水の上の落ち葉、水の中を泳ぐ魚が「同時に」映りこん…

正直者のはなし

さてさて、お姫様物語で続けようと思ったけれど、最近ずっと『ゲド戦記』の製作日誌を熟読していて、色恋の話をする気分ではなくなっている。で、ちょっとそれから遠い物語をはさんでみようと思う。 日本の昔話には、「正直じいさん」「いじわるじいさん」が…

一蓮托生

我がアイドルか一番好きな花だと言うので 何となく特別な想いで見てしまうハスの花。 泥の中に、美しい花が咲くから、と 若いのに似合わない哲学的なことを言う。 またひとつ「好き」のシナプスが強固になる。 極楽では、花の中にひとが生まれる。 一緒のハ…

『ダイヤモンドについて教えてください』06/04/30 小山田大也さん

のっけから、我がアイドルが、私の地雷を踏んでくれた(苦笑)。「女性はダイヤが好き」なんて言われると困るな。私が女でないか、女性がダイヤ好きでないか、どっちかを賭けて戦わねばならない。自分で買ったこともなければ、人からもらったこともない。欲し…

黄色い花

黄色い服は苦手なのに 黄色い花はきれいに見える。 黄色いコップは引き出しの隅 黄色い花は窓辺に飾る 黄色い絵の具は使わずじまい 黄色い花は押し花に 黄色い花、黄色い花 黄色い花は愛され上手

娘が生まれた街に行ってきました

今日は、娘が生まれた街、西葛西に行ってきた。 娘が三歳のときまでいたから、15年ぶりになる。 すっかり変わってしまったところと、 変わらないところがあって、面白かった。 娘の服や小物を作る材料を買っていた小さな店が、 一瞬なくなってしまったかと思…

『ゲド戦記』のアフレコがいい感じに

『ゲド戦記』のブログ、毎日楽しく拝見している。生き生きとした製作日記。岡田くんの、王子アレンの声のアフレコ、既に半分が終わった、というニュースも読んだ。テストの声が良くて、そのまま採用されることもあった、とか。監督のお褒めの言葉ひとつひと…

『陰日向に咲く』劇団ひとり

娘が買ってきた。「ともかく面白いから読んで」と言う。「わかった」と受け取り、例によってまだ読んでいない本の山の頂上に置いた。こんなことは過去、何回もあったけど、今回に限って「もう読んだ?」と毎日聞くところを見ると、どうやら娘にとって特別な本…

シナリオ 課題『旅』

前回と前々回は、「コンクールに出せないもの」と「思いがけず評価が低かったもの」をオープンにしてみたけれど、今回は、そこそこの評価をいただけたものをアップしたいと思う。個人的には、幸せにしたい人間がいるので、魔法使いになりたいと思っている。…