『ゲド戦記』岡田くんのアフレコがアップした模様

製作日誌によれば、22日あたりで岡田くんのアフレコがアップしたようだ。お疲れ様。製作の方も、映像部分は、オールアップだそうで、監督、スタッフのみなさま、長い道のり、お疲れ様でした。

雑誌の「INVITATION」に、岡田くん関係では『花よりもなほ』と『ゲド戦記』について記事があった。三大ファンタジーと呼ばれている『ゲド戦記』『指輪物語』『ナルニア国物語』の中でも、『ゲド戦記』は、内なる戦いを描いた、という点で異色なのだという解説があった。私と同じことを感じる人がいるのを知って、心強く思った。やっぱり、今、『ゲド戦記』は、本国ではなく、日本で映画化されるべきだ。そう強く思った。

岡田くんに、テレビの連続ドラマに出て欲しい思いは依然としてあるんだけど、映画はドラマよりずっと国境を飛び越えやすいことに思い至って、映画の仕事が続くことに、逆に何かしら光明を感じている。岡田くんの表現してみせるものを、もっと波紋のように広げてみたい。それは、「贔屓の役者の出世を願う」なんてレベルはとうに超越してしまっている。とても大切なことだと思うのだ。