藤原竜也

「僕だけがいない街」観てきました。

観てきた。 原作コミックの評判だけは事前に聞いて、ずいぶん昔にあったゲームソフトのことを思い出した。 それは、屈折した暮らしをしている主人公が、過去にあったことをただ繰り返し「観る」だけの能力を突然授かる、というものだ。 過去をやり直すことは…

映画>パレード(ネタばれあり) そして余談・雑談

さてさて、ずいぶん時間が経ったけれど、初日は2月の20日。 その、初日に川崎のチネチッタまで行って見てきた。 原作を読まないでいた方が、最後の数カットの衝撃は大きかったろうか。 結末を知っていたから、それまで五人の若者たちに流れている時間が青…

『カイジ』を三回見ました。

もう、とっくに映画館では終わってしまった『カイジ』。結局三回見た。そんなに見る予定はなかったのだけど、何だか、しばらくすると「もう一度」と思う映画だったから。おまけに、仕事場からいい位置にある映画館が、仕事が終わった後のいい時間にやってく…

映画「カイジ」「パレード」の宣伝、はじまった

六日間の夏休みに入った。 最近、ずっとiPhoneやら「知的生活」テーマでばかり書いていたので、久々にブログテーマにふさわしいものを。 「カイジ」や「パレード」の情報がぽつりぽつりと入ってきた。 「カイジ」は娯楽作品として、期待している。 一種のパズ…

本>「パレード」 ややネタバレ

日曜日、夕方買い物から帰ってきたら、アマゾンから『パレード』が届いていた。 注文しても、いつ入荷されるか不明、ということだったので、忘れていたのだった。 そうかー。映画化のニュースがあってから、注文が殺到したのね。 映画を見てから読むことに決…

映画の話題~『パレード』って?

藤原さんの役者仕事については、秋の映画『カイジ』までゆったり待つだけ、という心境だったけど、 来年の映画のニュースが届いた。 『パレード』っていうタイトル……プリンスのアルバムのタイトルを連想した。 いろいろ情報を拾ってみた上で、原作物だと知っ…

『ムサシ』感想~脚本家・演出家萌え篇

『ムサシ』観劇から一週間以上が経過。 私がこれまでに見たことがある蜷川さん演出の舞台には、復讐をテーマにした作品がいくつもある。 まず、一番最初に見た「エレクトラ」のメインテーマが復讐だ。それから「オレステス」も。 「ハムレット」もそう言えば…

『ムサシ』感想~役者萌え篇

たっぷり感想書くぞ!と思う時に限って、四時間も残業だって。 でも頑張る。 その前に。『ムサシ』のキャスト・スタッフの皆様、お疲れ様でした。 短い休みをおいて、また大阪でもスタートしますが、どうか体調に気をつけて素敵な舞台を。 さてさて、物語の…

『ムサシ』行ってきました。簡単に。

昨日は、舞台を見に行ったあと、娘と待ち合わせてご飯を食べに行った。 そんなに遅い時間でもなかったのに、帰り着くなり眠くなって寝てしまった。 ストレスも感じていないのに、眠い……。 フォトリーディングの講習の時と同じだ。 脳みそがハードトレーニン…

『ボクらの時代』後編 拝見

先週に引き続き、『ボクらの時代』の後編を拝見。 なんだ、藤原竜也さんが話しているのがたくさん聞けるかと思ったら、ほとんどしゃべらないのね。 というより、後の二人がぽんぽんしゃべるのね。 三人以上人がいると、すぐに聞き役に徹する人がいるけれど、…

『ボクらの時代』拝見

期待してたより面白かったわー。 ちゃんと芝居の話がたくさん出てきた。 そうそう、それが聞けなくては。 何となく、最初、市川海老蔵さんのお話を、若い二人が神妙に拝聴している、という形式で話が進んでいたような。 市川さんは、藤原さん小栗さんの顔を…

ファンクラブの会報が届いた。~劇中の読書

藤原竜也さんのファンクラブからの会報が届いた。 あ、いえ、もちろん娘あてにね。 今回は、あちこちに出かけた先での写真がこまごまと多くて、楽しく拝見。 ロケやイベントが多かったせいだと思う。 そんな多忙な中、暇を見つけては、ずっと『宮本武蔵』を…

『ボクらの時代』に出演、とのこと。

次の日曜日。 『ボクらの時代』に、藤原竜也さんが二度目のご出演とのこと。 めでたい。 朝七時とちょっと早いけれど、私は六時起きなので、楽勝だ。 他のゲストが、小栗旬さんというのはタイムリーだからわかるけど、市川海老蔵さんとあったから「ん?」と…

天才論その3~ポーと武蔵

藤原さんが『エドガー・アラン・ポー 200年目の疑惑』なるテレビ番組に出演する、と前もって知っていたにも関わらず、例によってパスしてしまった。 残念だ。 番組の予定を聞いたときに、ちょっと誰かに心を見透かされたような気がして、どきん、とした。 以…

『ムサシ』の雑誌ラッシュ

小栗旬さんのオールナイトニッポン。眠って聞き逃してしまった。 舞台、どんな感じだろう。 とりあえず、客席から笑いがたくさん起こる、ということぐらいしかわからない。 最近、雑誌やネットに『ムサシ』のインタビューが掲載されている。 タイトルに「ラ…

短いけど。『ぴあ』3/5号『藤原竜也x小栗旬12P』

昨夜は、偉い人と同席の飲み会だった。 帰り道、対人恐怖症の者の常として、きちんと意志的に振舞った自覚はあるのに、時間が経つにつれて精神状態がおかしくなっていく。 それは例えると、扉が閉まりかけているのに、必死で向こうに駆け込もうとして焦って…

オールナイトニッポンのつづき

http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.phpさてさて、録音を含めて三回通りほど聴いた。 ゲストの藤原竜也さんと、パーソナリティーの小栗旬さんの、男子ロッカールームトークから、お仕事の深い話まで、たくさん聞かせてもらえて、とても…

ビデオ>『ボーダー』第三話 ネタばれあり

先日、三島作品に絡んで、魔女狩りのこととか、猟奇的な心理について書いてみた。 実際、藤原竜也さんの舞台は、最初からそういう変わったタイプの主人公が多い。 最初が『身毒丸』で、しかも素晴らしすぎたから、あれから影響されて創造力をかきたてられた…

前回の続き~三島作品について

はじめに。 好きな人と自分との共通したものを見出すのは楽しいものだが、藤原さんは、私とは正反対の部分ばかりで、それはかなわぬものかな、という気がしていた。 やんちゃだった、とか。 小さいときから誰からも好かれて、リーダーだった、とか。 学校で…

本>『近代能楽集』三島由紀夫

藤原竜也さんの舞台の中で、DVD化されていないものがいくつもある。 その中でも、『ハムレット』に次いで見たいもの『近代能楽集 弱法師』。 ドキュメンタリーの動画の中で少しだけ見られたけれど、身毒丸、ハムレットにも勝る迫力の舞台。 やっぱり全部…

コメントありがとうございます。

なんだか、私の地味なブログが、明るく暖かくなってきたようです。 ありがとうございます。 これも、藤原さんの人柄の効果でしょう。きっとそうです。 テレビで、「身毒丸」の初演の東京公演のゲネプロの様子を放映していたのですか。 私も、それを見ること…

コメントいただいて、再び

コメントいただいて、なぜ好きなのか、再び考えてみました。 過去のデータで考察してみるに、とうやら私は片親の人に惹かれる傾向が非常に強い、というのがありました。 笑っていても、どこか悲しそうな目をした人、とかにはめちゃめちゃ弱いです。 意識して…

コメントいただいて、つれづれに思うこと

コメントいただいて、ファンの方の愛情の深さに、感じ入りました。 藤原さんのファンの方たちは、求めるばかりでなく、見守る・与える方に気持ちの向かう方が多いように思います。 蜷川さんが、藤原さんのファンを評価して褒めるのも納得です。 藤原さんは、…

DVD>『古畑任三郎ファイナル 今、甦る死』ネタばれあり。

このページには、『古畑任三郎ファイナル 今、甦る死』と、エラリー・クイーン『Yの悲劇』のネタばれがありますので、ご注意ください。 これもまたずいぶん鑑賞から時間が経ってしまった。 見たのは、やっぱり去年の、『新選組!』を見終わった頃だ。 その…

『ムサシ』大阪公演のチケットを

チケットをゲットすべく、今いろいろ当たっているところだ。 娘は、「私はもういいから」なんて言う。 そして、この子との付き合いがかれこれ21年になる母は、そんな言葉を「はいそうですか」とは聞かない。 本当は行きたいくせに。 諦めるのが上手な子に…

『情熱大陸』の続き

ずいぶん前から気になっているんだけど、蜷川さんが、もう後がないとか、年をとって良い演出家はいないから今のうちにとか、言うたびに、私は自分が微妙な年齢にあるせいか、複雑な気持ちになる。 平均寿命より若いからといって、残り時間が約束されている人…

『情熱大陸』と『世界うるるん滞在記』

基本、テレビはあまり見ない。 社会人になった頃から、何か理由がない限り、ほとんど見なくなった。 ところが、子供の頃はテレビ好きで、特に深夜の海外ドラマが見たくて、どれだけ叱られても頑固に抵抗して見た。 録画というのは本当に私のような者、もしく…

DVD>舞台『ヴェニスの商人』 他

これは年末に見た。 例によって書こうかどう迷っていたけれど、ちょっとだけ。 今まで見たことがある『ヴェニスの商人』とは、まったく違う空気を持った舞台。 私が一番面白いと思ったこと。 『二役』ということ。 ポーシャは、劇中で一人二役、しかも男性と…

DVD>映画『SABU』、本『さぶ』

これは、秋に映画をDVDで見て、速攻で文庫本をアマゾンで取り寄せ、娘と私でそれぞれ一日で読んでしまったものだ。 時代物なのに、すいすいと入ってきた。 感想、書こうかどうしようか迷ったんだけど、覚書としてちょっとだけ。 『さぶ』の実質的な主人公…

DVD>映画『バトル・ロワイアル』 今更だけど

最近眠れない。心配事があるせいだということはわかっている。解禁目前の娘の就活のことが気がかりでならないのだ。 書く文にも、その気持ちが表れているようだ。 どうか、社会人へのスタートの第一歩が、うまく踏み出せますように、と、すべての想いはそこ…