英語教材テープをmp3に

ずいぶん前になるけれど、娘の英語学習のために、私が若い時に使っていた英語学習テープをmp3データに落としてみた。
「カセットテープをPCにとりこむ」
その後の経過を書くのをすっかり忘れていた。

テープとしては、イングリッシュジャーナルのが数年分と、イングリッシュアドベンチャーの『家出のドリッピー』がある。
私は、これを初期の頃のウォークマンの模造品で、会社までの行き帰りにずっと聴いていた。
イングリッシュジャーナルの方は、わざわざ手間ひまかけてPCに取り込まなくても、
今ならもっと旬な英語の録音がたくさん売られている。
ハリウッドのスターのインタビューも最近買ったお気に入り。

というわけで、保存はテープのままですることにした。
PCデータですべて一元管理する、という意気込みだったけど、再生する時間が丸々録音時間なので、
つい面倒くさくって。
ただ、『家出のドリッピー』の方は、データに落として自分の通勤用mp3にコピーして、娘のにも移してあげた。
個人的に、オーソン・ウェルズの声がとても好き。
娘はどうやらこの教材のことを知らなかったらしい。とても喜んでくれた。
娘の大学は英語学習にとても力を注いでいて、進級にTOEICでの厳しい足切りがある。
そんな子には英語教材としては物足りなかったようだけど、
お話の可愛いところがグー、だそうだ。

安物とは言え、テープのウォークマンまで購入しての試みだったから、少しでも役に立って良かった。
他には落語のテープをデータに落としたけれど、直後にCD版を夫が買ってきたので、
無駄になってがっかりした。
テープがあるからといって、片端からデータに落とすのは、逆に時間やお金の無駄遣いになるかも知れない。
選んで、ということ、だろうか。

そうそう、「ドラゴン桜」に出ていた、ヒアリング力を飛躍的に高めるテクニック「追い読み」だけど、
先生が読んで、少し間をあけて、再び読んで、というラジオ講座の一般的な形式のCDであれば、
十分追い読みに使えるようだ。これらが書店に山と積んである。
ポッドキャストにも山ほどデータが落ちている。
テープを苦労して買っていた頃とは隔世の感がある。
耳からの学問は、英語に関してはとてもしやすい時代に突入したと言えよう。


ドラゴン桜」で、ちょっと引っかかって余談だけど、
90分が、人間が集中できる限界の時間と書いてあったので、
90分をひとまとまりの時間のブロックにして、
仕事時間を6つのブロック分けして、スケジュールを組んでみた。
前の方に、論理力を使う仕事を持ってきて、後の方に、それ以外の仕事を持ってくる、と。
これが脳の性質に一番沿った方式だという。とりあえず実験だ。
……これ、なかなか良いみたいだ。一日目だけど。

知的生産術って、こうやって始めだすと、だんだん乗ってきて、いろいろアイデアが湧く。