映画「線は、僕を描く」発表

「DCU」の最終回を待っていたかのように、横浜流星さんの新作の情報公開がありました。「線は、僕を描く」。このタイトルはとても興味深く感じます。「僕は線を描く」のではないんですね。

横浜さんがインタビューで答えられた、線が描く人を表すお話、「#わたどう」の椿くんの語る、餡子が人を映す鏡なる説にも通じるものを感じます。若い頃、「人間は、言葉では人を欺けても、作った物で人を欺くことはできない」と言われたことがあります。建築の仕事をこれからバリバリやっていこうという時期だったこともあって、深く刺さりました。その後経験も積んで、それが紛れもない真実だと確信するに到りました。でも、それがなぜなのか、それはまだよく分かりません。

原作本はとりあえずポチりました。こちらは推し限定マイルール「見てから読む、読んでさらに見る」方針でいきますね。その中に人類の創造の秘密が書かれているかも、なんて期待ではち切れそうです。また新しい世界を、ありがとうございます。

ところで、とても面白いことに気がつきました。先日、ようやく捕獲した「明鏡止水」を再生して見ていた時に、著名な格闘家で同時にミュージシャンだった人の話が出てきました。それで連想。日本の誇る建築家、安藤忠雄先生は若い頃プロボクサーでした。そして剣豪宮本武蔵は優れた画家・工芸家でもありました。格闘技・武術は、芸術と親和性が高い、なる仮説が浮かんできます。横浜流星さんの描く線は、水墨画の大家の方からも評価されていると伺いました。世界一を獲った空手と水墨画の親和性が非常に高いことを、証明されていらっしゃるのでしょうか。公開の秋が待ち遠しいことです。

撮影は全て終えられて、アフレコ作業を最近されたとのこと。私の勘が正しければ、今、次回作の準備に取り掛かってらっしゃいますね。そして、私の勘が正しければ(しつこい)、またまたチャレンジングな「怖いけど、楽しい」と感じられる、そんな役だったりしますね? また新しい世界に連れて行っていただけるのは、この上ない喜びです。

映画の追加の情報をお待ちしています。

では