劇場版「DEATH DAYS」見ました

昨日の土曜日、みなとみらいのKino cinema で「劇場版 DEATH DAYS 」見てきました。Youtubeで配信されていたのと、中身は基本変わってはいないのですが、やっぱり大きい画面で見る映画は格別ですわ。自宅に大掛かりなホームシネマを作る人の気持ちがよく分かります。特に音響。台詞が本当にひとつひとつ面白くて、やっぱりとても舞台演劇的だと感じました。「ほぐし水」「ボウリングと卓球」なんてキーワードとか特に。

人間の生死をファンタジーとして扱う物語には、いわゆるデスゲーム物をはじめとして優れた物がいくつもあるのですが、死ぬ日付だけが決まっている、という世界は面白いと思います。それがあることによって、人はどうなるのか。世界は今とはまったく異なる様相を示すでしょう。そもそも、普通は自分はいつか死ぬ存在だってことも、意識の隅っこに追いやって生きているわけですから、それを毎年同じ日に見つめながら暮らすこと自体、かなりのプレッシャーだと感じます。いつか来るその日に後悔しないために、一日一日を大切に生きましょう、程度がちょうどいいバランスでしょう。

さて、森田剛さんです。さらっと発する言葉が、ベタつかず、かと言って軽過ぎず、いい感じにそこにあるのが特徴的でした。言葉としては、とてもシンプルなのですが、色々考えて感じて、その上で出てきた言葉だ、という背景を感じます。そう言えば、V6でいた時も、言葉は少なくても印象的なことを言われるのが、ファンにはたまらないことでした。役者として独特のポジションに立たれるのも、その独自性あってこそ。クリエーターの方々が「いつかキャスティングして映画を作りたい」とラブコールを送っているようですね。Twitterで、そんなのもいくつかお見かけしました。本当に楽しみです。

この感じだと、まだまだ新しい物語は生まれてきますね。首を長くして待ってます。

では