映画「アキラとあきら」制作発表

「あなたの番です 劇場版」の舞台挨拶について書こうと思っていたら、ビッグニュースが入って来ました。

映画「アキラとあきら」に、横浜流星さんと竹内涼真さんがダブル主演される、とのこと。既にクランクアップされていて、来年夏の公開となる模様。これは、池井戸潤さんのヒット小説が原作で、4年前にも連続ドラマ化されたものと記憶しています。

監督が「#きみのめ」の三木孝浩監督なので、そこがとても心惹かれます。迂闊にも今年映画館に観に行った「夏への扉」も監督作だと、さっきまで気づきませんでした。個人的に、「#きみのめ」「夏への扉」共に、役者さんの顔にぐっと寄ったシーンが好きでした。ほんの小さな心の揺れも見逃すまいと、視聴者としても緊張するシーンです。両方とも、運命に翻弄されつつ立ち向かう恋人たちの物語ですから、そこがとても印象的だったのです。

「アキラとあきら」は、「半沢直樹」や「花咲舞」の池井戸作品ベースですから、それとは空気がかなり異なるかと思います。どんな風になるでしょう。企業内の戦いの物語が面白いという回路は、池井戸さん原作のドラマで開発された感あります。だから、本当に楽しみです。

キャスティングについての監督、プロデューサーのコメントも拝読しました。二人のかけ離れた宿命を負った、同じ名前を持った銀行員の対比を体現するのにぴったりの役者をもってきた、と。調べてみたら、「瑛」は美しく透明な宝石のこと、「彬」は内容と外観が釣り合っていること。何だか本当にお2人にぴったりですね。

それにしても、横浜さんはお仕事が立て続いていますね。藤井監督が「日本屈指の売れっ子」と言われていたのは、掛け値無しの事実なんですね。個人的には、昨今の、より複雑な人間性を表現する役が増えているのが、ありがたく思います。ここまで来たら、オファーも殺到して、段々と仕事を選べるようにもなられるのでしょうか。

やりたい事が思いきりできる未来をお祈りしています。

では