推し活の近況

最近の推し活。

先週の土曜日、映画館で「ヴィレッジ」と「滝沢歌舞伎」を観てきました。ヴィレッジも、舞台挨拶の中継付きで。本当に良い時代になったものです。とてもリッチな気持ち。堪能しました。ただ出遅れたせいで、どちらもめちゃ混みで、前から2列目しかなくて、けっこう首にキました。ヴィレッジの方は、今週末にリベンジして、感想はその後書こうと思います。

ただ、ひとつだけ。横浜流星さん演じる優を見て、パッと連想したのが、「ギルガメッシュ叙事詩」に出てくる、エンキドゥでした。神々によって土塊から作られた野人で、神聖娼婦シャムハトと交わった末に、体の毛が抜け落ち、人間になって、ギルガメッシュ王と親友になる者です。でも、黒木華さんは、監督から「女神にはならないで」みたいなことを言われたと語ってらっしゃいました。ちょっと謎かけみたいです。もう一度見たら、もっとはっきりするかも知れません。

日曜日。行きつけの美容院で、「King & Princeの岸優太さんでお願いします」とオーダーしました。誤解のないように説明しますと,King & Princeについては純然たる箱推しです。その中で岸さんの髪型がめっちゃ気に入った上でのオーダーです。

すると、私の、ハンサムショートオーダーに慣れているいつもの美容師さんが、「岸くん?今どんなでしたっけ?」とちょっと嬉しそう。おやおやっ?岸さんのこと好きなんですね? ま、日本人なら当然そうでしょうけど。

タブレットで検索したら、岸さんの最近の茶髪の超ショートの画像がたくさん出てきて、私がやって欲しいのはまさにこれだったのですが、ちょっと困った顔されてしまいました。そうですね。ミスしたら割と取り返しのつかない長さです。こちらもつい気を遣って、昔の写真を指差して、「これくらいで」と言ってしまいました。眉より下の長さ。人を困らすの苦手なので、つい日和っちゃいました。ところが、カットしている途中で、美容師さんも何だか心に火がついたようで、「ツーブロック入れます?」「前髪、切っちゃっていいですか?」と言い出して、私も喜んで「やっちゃってください!」と。めでたく、岸さんヘアになりました。カラーも私史上最も明るく。現場の若い子からも「かわいい!」と褒められたので、とてもハッピーです。

純粋な推し活としては、少し前,岸さんのドラマ「すきすきワンワン」の最終回で不覚にももらい泣きしてしまいました。続けて配信で「ナイトドクター」もコンプリしました。こちらも良いドラマでした。岸さんから、哀愁の一種らしい、言語化し難い何かが流れて来て、切なくて、長らく引きずりました。ひとり上手の私をこんな気持ちにさせるなんて、岸さんて,さては本当に天才? もっと見たいな,と思ったら夏に映画があるじゃないですか。キャストも好きな人ばっかりなので待ち遠しいです。

そして先週、うたコンの「King & Prince,Queen &Princess」を聴きました。ここまで来たら,少なくとも岸さんが唯一無二の表現者だってことくらいは、私にだってわかります。占い師さんが2023年から「岸の時代」が来ると言っていましたね。もし、時代が真っ当で、健康なら、当然です。岸さんの時代が来ないわけがありません。来なかったら、それは時代が病んでいる動かぬ証拠。だから、全力で応援します。

あ、それと最近「受付のジョー」がなぜかトレンドに上がっていました。神宮寺さんと言えば、新潟のお祭りで、お父さん世代の世話役さんたちをメロメロにしてらっしゃったのが記憶に新しいところです。ドラマの神回7話目の神宮寺さんの怒りの長台詞。それと、とっても綺麗な怒り顔。実はこれに妙な既視感があって、Huluで前から密かにリピートしてました。「こんな人,絶対にいない」なんて言いきったくせに。やっと、初めて勤めた会社のエースに空気が似てるんだと気づきました。(しかもすらっとしたイケメンなのも同じ) コミュニティの中でずば抜けて仕事のできる人が、同時にまっとうな正義感の持ち主でもある事が,どれだけ幸運なことか。痛感しました。嫌なことの方がインパクトあるから圧倒されがちですが,良いこともちゃんとあったのを記憶の中から掘り起こせました。感謝の気持ちも。神宮寺さんありがと。

あと、髙橋さんのドラマですが,まずはかなり前に「姉ちゃんの恋人」コンプリした時点で、驚愕の事実に気がつきました。髙橋さんて、「ドラゴン桜」の瀬戸くんじゃないですか! 道理で「アキラとあきら」見た時に、既視感がすごいと思いました。「ファブル2」の後に、平手友梨奈さん見たさに見たドラマですが,髙橋さんは他の生徒と同じ若い俳優さんと思って自然に見てました。本当に多才なんですね。髙橋さんの芝居は、温もりと包容力が心地良くて好きなんですよね。新しいドラマ,展開が楽しみです。

しかし、King & Princeは、歌とダンスはトップクラス(と言うかトップ?)なのはだいぶ前にわかってたのですが、演技もみんなすごいんですね。「できないことは何?」と聞きたいくらい。この質問に横から「乱行パーティー」と口を挟むのは、映画「処刑教室」のマイケル・J・フォックスの台詞。倫理的に無理なこと以外に、King & Princeに不可能はない、って気がしてきました。

 

今日はここまで。