「DIVOC-12」明日公開です

さて、明日公開となる「DIVOC-12」ですが、みなとみらいのKino-cinemaのチケットをオンライン購入しました。予習として、横浜流星さんと藤井道人監督との対談も、ネットで拝見しました。初めて聞くお話が多くて、興味深く読ませていただきました。

対談というのはこちら

https://news.yahoo.co.jp/articles/c568b851bb3582366202ebc8e8790cbae7652144

以前も少し話されていた、「似てる人がいる」と初対面の時にお互い感じられた話ですが、それは「全員、片想い」での打ち上げの席でのことと判明しました。出会いでは、まだ横浜さんが10代だったという謎も解けました。

華やかな場に混ざらず、端っこでぽつんとしている横浜さんと監督が、お互い「自分と似た人」に気がついてしまうくだりはまるでドラマのようです。「ウエストサイドストーリー」の、トニーとマリアの「時が止まった」出会いの瞬間を連想してしまいました。いいなあ。

役者と監督には、相性ってやっぱりありますか? 名優ジョニー・デップは、ティム・バートン監督のオファーは断らないそうです。お互い風変わりなところが合うのかも知れません。

横浜さんが、「この人とは合うかも知れない」と直観した藤井監督の現場に、しっくり馴染んでいらっしゃるのは「帰ってきた」という言葉で感じました。本当にこれから生まれてくる作品が楽しみでなりません。まずは、明日!

また、沖縄・京都・函館・東京を三日間で撮り終えるスケジュールは、成り行きではなくて、はなから挑戦という気持ちで計画された事だったのですね。このご時世で、行けなくなってしまったこれらの場所ですが、全部、ほんの数年の間に城巡りで行った所なので縁を感じました。特に、苦手な飛行機も克服して、ひとり出かけた沖縄は、今も鮮やかにあの時の沖縄のままでしょうか。優しく接してくださった宿や施設やバスの方たちは、今でもあの時と同じように朗らかに笑って過ごしていらっしゃるでしょうか。不安です。そんな旅好きの気持ちを監督が分かってくださっているのに、とても心動かされます。

個人的な感想ですが、藤井監督の作品からは、傷ついている人の深層までそっと降りて来て、でもその相手をぐいっと動かすような事をせず、そばで見守っていてくれる大きな存在の印象を受けます。それは、傷ついている時にぐいっとやられるのが、ますますえぐられて、どれだけ辛いか、ご存知だからと思って良いのでしょうか。

12人の監督や製作者・キャストの方々のそんな様々な思いがギュッと詰まった12の物語。心して見ます。それについての感想は明日。

そうそう、新作の映画の撮影で一部のスタッフの方が、横浜さんのクランクアップをネタバレしていました。チャレンジングな役、お疲れ様でした。とは言え、藤井監督も言うように、日本でも屈指の売れっ子の横浜さんなので、年明けからのドラマまでの間も、ゆっくり休む暇はないのでしょう。どうか心安らかに、お健やかにお過ごしください。

次のニュースを楽しみにお待ちしています。

では