King & Prince「Made_in」見ました

2022年夏〜秋のKing & Princeアリーナツアー「Made_in」のDVD観ました。

ドームツアーよりも、更に和の要素が強くなって、アルバムのリード曲の「ichiban」がオープニングからドンと始まるところは、まさに新しい武器を手にした自信と矜持に溢れています。素晴らし過ぎて、泣きそうです。全てが新しくここから始まるはずだったと思うから。

 

V6ファンとしては、途中にジュニアの子たちによる「Made in Japan」のパフォーマンスにキュンとしました。そう言えば、同じくV6の名作バラード「君が思い出す僕は 君を愛しているだろうか」を以前、アカペラで歌ってらしたのをYoutubeで見ました。V6をリスペクトして下さっていると思って良いんですよね? V6が解散した後に淋しくて、あてどもなくV6やメンバーの名前を検索しては、ネットの海を漂っていた頃、King & Princeのダンス動画をよくYoutubeInstagramからお勧めされました。それは、訳があったって事なんですね。もちろん、V6はV6で代わりはいません。私の中で好きな人はすべて、その人だけの場所がそれぞれあるんです。でも、V6が好きならKing & Princeも好きになれるよ、というAIの判断は的確だったと思います。今、こうやってKing & Prince沼にハマっているのは、ある意味必然なのでしょう。

志高く、ストイックで、努力を努力とも意識せず、ひたすら前を向き、でも少年の心を無くさず、わちゃわちゃしてる人たち。どうやったら好きにならずにスルーできると思います?

噂によれば、平野紫耀さんは森田剛さんの髪型をコピーしてらっしゃるとか。単なる憶測止まりかも知れませんが、囚われのない自由な発想や、狙ってもないのにダダ漏れしてしまう色気は、とても似ている気がします。剛さんなんてファンに「目が合うだけで妊娠しそう」とか言われてましたね、なつかしい。

でも、私がここまで来るのにKing & Princeのデビューから4年以上かかったのは、不運が重なったせいです。「シンデレラ」というキーワードにトラウマがあるのです。元夫が結婚を迫ってくる時に「僕があなたをシンデレラにします」とか言いましてねえ。4歳児を抱えて闘っているシングルマザーに、無職が何を寝ぼけたことを。怒りをおぼえて「女にうつつを抜かしてる暇があったら、やる事やったらどうなの!」とどやしつけてしまいました。そもそもお姫様ってキャラではないし、シンデレラとの共通点は、性格の悪い母親と姉がいることくらいですから。それでも、「あなたに男は感じません」と言う最終攻撃にすらめげない相手にさすがにほだされて再婚したら、彼の言うシンデレラとは、王子様に出会う前段階の、灰だらけになって搾取されているシンデレラのことだったと悟りました。

でも、好きになった女性を本気で幸せにしたい、という男性がこの世に存在していることまでは否定はしません。私とは関わりのない世界のお話だと思うだけ。だから、王道アイドルのKing & Princeとも終生縁がなかったはずでした。

でも、Youtubeで「ichiban」見ちゃったんですよね。うっかり。「少クラ」で坂本さんの「ジャングル」見ちゃった時と同じ、もう後戻りできないレベルの衝撃走りました。

そして、こうやって王子様をしているKing & Princeも、すごいダンスパフォーマンスのKing & Princeも両方見ていくと、どちらも良さが沁みて来ます。プロポーズする時や結婚式にKing & Princeの曲を流す人がいると伺いましたが、彼らの歌に嘘がないからだと思うのです。

 

さて、ここからディープな内容です。

 

2022年の9月下旬から10月下旬の間に、メンバーとジャニーズ事務所との間に決定的な亀裂が入ったことは分かりました。もっと前から脱退の意思を伝えていたと言うのは嘘、ですね?

それが分からないほど、バカではないです。北海道の公演中止の振替公演が原因ではないかと推測もできますが、トップアイドルを追放するほどのトラブルかと言うと、どうも腑に落ちません。

このアリーナツアーが、5人のKing & Princeの最後のコンサートになるのは、みんな最後では覚悟をしていた事も分かりました。でも、すぐに追放とは思ってなかったように見えます。そうですよね、決まっていた先の仕事やCMの契約期間だってある訳ですから、責任感の強いメンバーがいきなり放り出すはずがありません。

11月2日に役員会議で追放が決まり、翌日3日にメンバーを騙して呼び出して解雇通告を突きつけてカンペを読ませ動画をとり、4日深夜に発表。内部告発によれば、こういう流れだったそうです。TV局やレコード会社、クライアントが「寝耳に水」とばかり驚いたそうですから、信憑性あります。

これが事実なら、ひと言で言えば、社長のちゃぶ台返し、ですね。ちゃぶ台返しならちゃぶ台返しでも結構です。現行の法では、芸能事務所内でのそれを裁くことはできないみたいですから。まあ、やり方が感情的で素人っぽ過ぎることを持って、社長を内心軽蔑する人は増えるでしょうが、悪法も法、と。でも、それを隠して、タレント本人たちの(自己中心的な)意思、とすり替えたのは、まずくないですか? これを広めるため、また、ありもしない不仲説や、不品行説を広めるために、事務所は大金や人脈を無駄に使ってませんか? 組織の中で同様の理不尽な目にあったことのある社会人は、いい気持ちしないでしょうね。

 

さて、V6の三宅健さんも、5月に退所すると発表がありました。森田剛さんがのびのびと仕事をしてらっしゃるように見えるので、きっと同じように自由に新しい事を始められると信じています。ご武運を!

万が一ですが、師範、新しいことを始められるなら、どこまでもお供します。生涯、岡田一門の末尾にいます。あと、会報ありがとうございました。今回もあったかい文、沁み入りました。

King & Princeの脱退組も残留組も、どうか自由に、幸せに。みんなに相応しい、素敵な人生を。どうも、尋常ならざる絆の強さを5人に感じるので、ずっと5人でいられるのが幸せの源だって気がします。だから、そんな未来を、毎日祈ってます。

では