新春〜King & Prince

遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。

師範から年賀状が届いていました。近年の師範のメッセージによく書かれる「大切」の言葉。今回も沁み渡りますわ。今年もよろしくお願いします。

我が家では、元日は奥多摩の趣深い旅館で、娘と2人でまったり過ごしていました。緑と渓谷以外何もないという最高の環境の中、温泉に浸かって、美味しいもの食べて、いつものような「これからのこと」を熱く語り合うこともなく、頭を空っぽにしてのんびりしました。

あ、嘘つきました。前日の紅白歌合戦のKing & Princeのパフォーマンスを引きずって、心の奥底でずっと悲しくはありました。

先に告白しておきますが、もう身がもたないので推しはこれ以上増やさないと決めていたのですが、King & Princeを推すことにしました。「いやいや、とっくに沼にハマっているでしょ(by娘)」だそうです。知りませんでした。

ともかく、紅白でのそれは、今まで見た中で最高の「ichiban」でした。それだけに、どうしても思ってしまうことがあります。

平野さん、今まで大変な努力を積み重ねてここまでになられて、商業的にも満点以上の成果を出してきたのに、その若さで何かを諦めてしまわれたのではないですよね? 

広辞苑を開いてみました。

あきら・める 【諦める】
望んでいたことの実現が不可能であることを認めて,望みを捨てる。

望んでいたことは、本当に不可能なのでしょうか。方法を変えて再度突き進むというのなら分かります。それが見えないので、虚しくて悲しいんです。

あと、元旦から異例のジャニーズ事務所社長からの新聞一面広告が掲載され、アイランドの社長に就任された井ノ原さんのインタビュー記事も追って発表されました。読んでも、私の(おそらくファンの方々も)抱いていた疑問はすっきり晴れませんでした。

井ノ原さんごめんなさい。立場上言えないこともあるのは理解していますので、批判する気は微塵もありません。ただ、「誰かの人生を邪魔して築きあげてきた“帝国”であれば、とっくに崩壊しているはずですよ。」というのはどうでしょう。今、崩壊していないのが、誰かの人生を邪魔したことのない証拠にはなりません。何の罪もない者をスケープゴートにして組織が存続するのを、長く社会人をやってる者だったら幾つも身近に見聞きしているはずです。私ですら知ってます。告発できないのは、悔しいけど保身のため。

その同じ構造で、米プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインが告発されたのは、数十年も悪行の限りを尽くした後でした。

税問題や、SMAP騒動の裏側や、「辞めジャニ」への営業妨害の告発が相次いでいます。世間から疑いの目がより向けられるようになっただけで、エンタメの世界ではかなり厳しい状況だと思います。もしここから雪崩が起こったら、この発言をもって井ノ原さんがスケープゴートにされる危険がありませんか? 心配ポイントがそこだけの私を社会性ゼロのエゴイストと呼んでいただいて構いません。慣れてますから。

でも、これだけは言いたいと思います。若い時に叩き込まれた事。「人間は、言葉で人を欺くことはできても、作ったもので欺くことはできない」です。V6の作ったものは人生変わるくらい凄かったし、King & Princeも素晴らしいと思いました。久々に心が震えました。その人たちを幼い内から育て上げるジャニーズが、「すごくダメ」なはずはあり得ません。でも、何かが、どこかが、機能不全起こしてますよね。社長のあの声明通りに進めば良いのですが、あまり良い予感がしないので辛いのです。

ともかく、2023年もスタートしたことだし、1月にはKing & Princeの内2人のバースデーがあるので、気持ちを明るくして前に進みましょう。

因みに、平野紫耀さんと永瀬廉さんのお二人は共に水瓶座ですね? 「しいたけ占い」の2023年前半の水瓶座を見たら、今年はまさしく水瓶座のターンのようです。素敵な一年になることを祈ってます。

では