V6ラストコンサート

昨夜、V6の最後のコンサートを配信で見ました。ちゃんと心に焼き付けました。41曲、どれも思い出があって、その時の自分の暮らしの記憶もフラッシュバックしました。どの瞬間も楽しかった!

誰か泣いちゃうかな、そしたらもらい泣きは避けられないな、と思ったのですが、最後は笑顔で終わって本当に良かったと思います。

メンバーが、ステージ前のインタビューで、ジャニーさんに触れていたことで、いろいろ思い出すことがありました。ジャニーさんが亡くなることなく、今でもご存命だったら、V6の今の解散はひょっとしてなかったかも知れません。タラレバ言うのは無意味ですけど。でも、亡くなられた時、所属していた皆さん、ご自身の人生全体を深く見つめられたようにお見受けしました。余人をもって代えがたい偉大な方だったのだと、改めて思いました。

ジャニーさんと蜷川さんが対談されたラジオ放送を聞いた時のこと。蜷川さんが、森田剛さんを見つけて育てられたことについて、ジャニーさんに感謝の言葉を言ってらしたこと。ジャニーさんが、ご自身が育てた人たちのことを「人としての美しさ」がある、と誇らしげに語られていたことが、強く印象に残りました。

確かに。V6みんな人として美しいのは、いろいろなシーンから伝わって来ました。ラストコンサートでそれを再認識しました。しかも6人もいて、それが一人として被っていないのが、奇跡のように素敵でした。ふと思いついて、全員の星座を調べたら、1人も被ってないのですね。カミセンは全員「水」の宮。トニセンは「火」「風」「土」の宮。こんな事にも、違う個性の人たちがグループを形成して活動する魅力を感じました。

26年という時は、長いですよね。人ひとり、生まれて一人前になってしまう年月です。1人の人であれば、人生の最初は、まだ目もよく見えず、自分の身体を動かすすべも知らず、自分のことも自分でできずに泣くばかりです。それが、すくすく育って、昨日できなかったことが今日できるようになり、今できないことができる明日を夢見て頑張るようになり、大人になります。その子を見守ってきた親であれば、「大人の階段はここからだ、頑張れ」と見送る、そんな段階です。

V6のみんなも、やりたい事、前よりももっともっとできるはず。これまでの経験値をフル活用して。今までの誰にもできなかったような、そんな事ができるはず。ワクワクしながら待っています。個人的には、映像作品が好きなのですが、もっと稼いで行動力を高めて、舞台ももっと見ようと思います。

繰り返しになりますが、26年間、お疲れ様でした。

ありがとうございました。