映画「燃えよ剣」の完成報告会見

一昨日9月9日に、映画「燃えよ剣」の完成報告会見がありました。皆さん、それぞれのお仕事の合間を縫ってのキャンペーン、お疲れ様です。

舞台に出演者と監督の総勢8人が並んで、男性陣は新撰組の羽織を思わせる黒を基調としたスーツ姿、紅一点の柴咲コウさんは着物のような黒地のシックなドレス。皆さん、赤いバックに映えて、華やかさの中にも重厚な感じがして、とても素敵でした。群雄割拠した幕末の群像劇が、これから始まるのだなあ、と気持ちが新たになりました。

ところで、師範の有言実行は、ファン歴長いともう当たり前過ぎて特別な気がしません。土方歳三を演じたいと、かなり前に聞いた記憶がありましたが、望み得る最高の形で実現しましたね。でも、聞いた時点ではもう「その内実現するでしょ」と叶った気でいたので、まことにファンの慣れというのは怖いものです。

師範が乗馬クラブに通い始めた20代の始めの頃、「大河の仕事がいつ来ても良いように」と口にしていましたね。それを言うとオファーが来やすくなるのか、逆風のきっかけになってしまうのか、芸能の世界と無縁の者にはさっぱり分からなくて不安になったものです。でもその後、大河主演が実った上、時代劇で何度も見事な乗馬シーンがあったので、有言実行すごい、と感動しました。「関ヶ原」での馬上からの攻撃シーンとか。本当に、やると言ったらやる人なのです、師範は。今回の洋装の乗馬シーンも素晴らしい画です。

そう言えば、コミック「愛と誠」の「やると言ったらやる子だ、愛は」という台詞が、高校の時にクラスで流行りました。かっこいい人間になりたいお年頃ですから。でも、やると言った事を本当にやるのは、これでなかなか難しいものだと、ハイティーンで嫌というほど身に染みました。気持ちだけじゃダメなんですよね。師範の有言実行は、その「極める力」と一緒になって初めて有効になるのでは、と思うのです。師範の凄いところは、10代の頃からずっとそうだった、というところです。

長々と書いてしまった上、完成報告会見の中身には触れていない、といういつもの悪い癖が出ましたが、ともかく、10月15日の封切、飛んで観に行きます。

その半月後にV6が完結しますが、終わりがある事は悲しい事じゃないので(そうですよね土方さん)一日一日を大切に、その時その場で感じること一つ一つを大切に生きていこうと思います。

では