表現者>サブスクについて

「V6」をキーワード設定したSNSに、数日前、長野さんが主演された「ウルトラマンティガ」が円谷のサブスクに登録された、という情報が飛び込んで来ました。放映からもう25年も経ったんですね。懐かしい。

55年前の初代ウルトラマンの頃に子供だった者としては、自分の子供たち世代が同じ物に夢中になるのを見るのは、とても感慨深いものがありました。その少し前にリメイク放映された初代ウルトラマンの主題歌を、カラオケで歌詞を見ずにガンガン歌って、娘に尊敬されました。あれは不思議な感覚です。因みに、同じ頃リメイクされた「魔法使いサリー」「秘密のアッコちゃん」も同様でした。

それと同じ事が、次の世代に引き継がれている段階だと思います。私が親になった頃は、特撮、戦隊物、ライダー物は、過去作品も含めてセルビデオが出回った時代で、親子でハマって、大量のビデオを所有しているという人も珍しくありませんでした。我が家では、平成一期ウルトラマンのDVDがコンプリートしていました。

そして現在。音楽や映像作品がサブスクという形でより身近な物になりました。サブスクは、思いついた時に視聴できる特質によってライフスタイルを変えました。一例で、現在進行形で若い人に「昭和歌謡ファン」というカテゴリーを形成するなんて、以前は考えられなかったことです。作られた作品たちが、過去のものとして埋もれていってしまわず、ネット空間に積み上げられて文化資産となるのは、豊かで幸せな事だと思います。

ウルトラマンシリーズのサブスクのニュースは、その意味でとても感慨深い物がありました。そこで、ふと思いついたのですが、ジャニーズに関連した作品のサブスクがあったらどうでしょう。その視聴登録者になる人は、円谷のサブスクの登録者と同等か、それ以上はいると思われます。ネットに画像が出ることにも制約があるジャニーズですが、そのポリシーを崩さず、かつネットの進化に置いてきぼりにならずに資産を収益化する方法として、有効ではないかと思います。

事務所の首脳陣は、もっと先を見据えた斬新なアイデアを持っておられるかも知れません。良き未来が来ますように。

 

今日はここまで。

では