「燃えよ剣」の公開日が決定しました

燃えよ剣」の公開日が10月15日に決定しました。まずは、関係者の方たちへ。お疲れ様でした。心より感謝申し上げます。今から楽しみでなりません。ファブルまで1ヶ月。燃えよ剣まで5ヶ月。待つのもまた楽しい日々です。ファンとして、こんなに幸せなことはありません。

告知と共に、新しい予告が公開されましたが•••やさぐれ風味が強くなればなるほどかっこよくなるのは、正統派美男子の特権ですわね。髪型の変遷見てるだけで楽しいです。土方さんは幕末No. 1イケメンとの呼び声も高いモテ男。背格好もだいたい岡田さんと同じだそうですから、適役中の適役と言えるでしょう。因みに、「青天を衝け」の土方役は町田啓太さんで、やっぱり製作者は、目力の強いシャープな美形の方をキャスティングしたいんだな、と思いました。日本人共通の土方さんのイメージですね。

話は戻って予告動画です。殺陣も美しい! 少し流れただけで戦闘シーンがリアリティ溢れた本格的なものだと感じます。滅びの美学、でしょうか。勝てないと分かっていたのに、最後まで戦った人たちなのですよね。人は個体としては必ず滅ぶけれど、必ずしも消えずに残っていくものがある。そんな種としての特殊性があるから、目先の合理性を無視した行動も「有り」の局面があるのだと思いました。

さて、新撰組です。

10年以上前、大河ドラマの「新撰組!」を見たのが、土方さんが史実として成したことを学ぶ予習となっています。具体的に新撰組が何をした組織か、そのドラマを見るまで知らなかったくらい歴史音痴でしたから、良いタイミングでした。それでも、組織としてはたった6年間だけの存在だったのは、映画の宣伝で初めて知りました。それが、ここまで日本人にとって忘れられないものになるとは、本人たちも思ってもみなかったでしょう。そんな人を、岡田さんは何を感じて演じておられたのでしょう。知り得ないけど、知りたいな。

土方さんたちが戦った、京都の八木邸、池田屋会津、函館五稜郭、それらは既に見て回りました。どこもかしこも歴史の重みを感じさせつつ静かで穏やかな佇まいをしていました。もう、この国のどこにも戦はないし、あったことも、これからあるかも知れないことも想像できません。普段は、それらがまるでフィクションであるかのような現実味のないものに感じます。だからこそ「あったこと」としてきちんと向かい合う時間は時々持った方がいい、と自分に言い聞かせました。それが歴史を学ぶことの意味だと、最近思います。

燃えよ剣」を見たら、たぶん今まで以上に向かい合うことになると思います。間違いなく改めて聖地巡礼にも出かけるでしょう。岡田准一ではなく土方歳三に会うために。

映画、楽しみです。皆さま、どうかお健やかに。

今日はここまで。

では