近況報告 仕事辞めました

唐突ですが、仕事やめました。

こういうご時世だから、クビか、と思われるでしょうが、

とりあえず請負契約で20年ほど続けてきたのを

契約を更新しないことに自分で決めました。


元締めが次の仕事にと持ってきた案件が、

通勤時間が往復4時間かかるところだったので、

このコロナ禍の中で、重症化リスクのめちゃめちゃ高い私には

到底受けられないと断ったら、営業から運命の一言が。

「仕事があるだけありがたいと思え」ってね。

営業さんも疲れてて、普段は厳重に隠していた本音が出ちゃったのね。

他の技術者が行きたがらない案件を、いつものように私に持ってきて、

いつものように私が受けると思い込んでいたんだよね。

だから、いつもと違う反応に、つい、ね。

絶対に許しません。

 

お盆前にすべて片づけて、個人情報も抹消してもらって、

仕事関係の連絡先を着信拒否にしました。

二か月ほど引きこもって暇さえあれば眠り続け

合間にドラマや映画を配信サービスで見ました。

まったく、面白いコンテンツを提供する方たちは神ですわ。

身体のあちこちにあった蕁麻疹も消え、

34.8度まで落ちた体温も持ち直した辺りで

そろそろ次のことに動き出しています。

悲壮な気持ちがまったくわいてこない自分が不思議な今日この頃。

 

 

二年前の同じ時期、貿易関係の会社に勤めていた娘も会社を辞めました。

娘は、当時31歳だったのですが、30歳になった途端に上司に

「おばさん」と呼ばれ始め、それが「おばあさん」になったのを機に

辞表を叩きつけた次第。

どうもよくわかりません。

娘は童顔で、つい最近までコンビニでお酒を買う時に、

年齢を証明するものの提示を求められるほど

異様に若く見える子なのに、「おばあさん」て?

それから娘も私と同じように眠り続け、

やがて人に会い、好きな習い事にさらに打ち込んで、

今年はじめからピラティスのインストラクターとして働いています。

生き生きとしている娘を見て、本当にあの「お暇」時間に踏み切って

良かったと思っています。

 

私も、娘にあやかって、

本気で「好きなこと」に取り組んでみたいと思っています。

生きがいになりつつあった城巡りは、

名城200城の内、112城行ったところで、

今年の2月からストップしています。

自粛期間中は、ほとんどの城が閉鎖だったし、

それが解けても都会住みの身には、県を跨いでの移動は気が引けるご時世。

さて、これから何をしますか。

ウィッシュリスト作りからはじめるのは、

ドラマ「凪のお暇」から教わったこと。

 

あ、そうそう。三年ほど前、マウス指の治療に病院に行ったついでに

リウマチ因子の血液検査をしてもらったところ、

いつのまにか寛解していました。

15年前はダメだったのに。
更年期以降に悪化して寝たきりになる人もいる病気なので、

本当にありがたいことだと思います。

寛解のためには、常にハッピーな気持ちでいること。

辛くても鍛錬を怠らないこと。

本人のあずかり知らぬところだろうけど、

元気のもととなってくれた我がアイドルには感謝の気持ちでいっぱいです。

 

何か、人生の分岐点に立っているような気がします。

きっと、もっと幸せになるんだと信じて

これからも生きていこうと思います。