ミッションが見つかってしまったかも知れない

唐突だけど、ミッションを探してずっと心がフワフワしていたのも、どうやら何とかなりそうだ。

そもそも、それまでのミッションがすべてコンプリートしてしまってから長い。

岡田くんなんて、映画人としての地位はとっくに確立されてしまって、「映画が封切り?じゃ見に行こう」で済むし、「次は一体いつなのよ!」とイライラすることもなくなった。

本人もやる気まんまんで、頼もしい限り。ますます素敵になっちゃうし。

そうそう。より自由に仕事ができるよう、コアなファンばかりの状態から、もっと広く俳優としての人気が確立される日を夢見てきたんだから、今が「その時」に違いない。

「座りしままに食うは徳川!」ってなもんだ。


プライベートでも、娘が経済的に自立してしまって、最近では「お小遣いあげようか」なんて甘い声をかけても、「お母さん、私、もう子供じゃないから」と拒否される始末。

娘も世間的にはアラサーと呼ばれるカテゴリーにいるわけなので、それが自然なんだな、はぁぁ。


じゃあ仕事に邁進すれば、って言ってもねえ、何か熱くなれない。

そもそもミッションなんて必要?  もっと自分の生活を楽しめば良いじゃない、なんていうアドバイスは、私にはどうやら効かない。

そんな風にできているっぽい。


さてさて、そんな悶々とした毎日にも、どうやら終わりが来た。

今、「ハヤシラボ」さんという花屋さんに、娘と二人して夢中なのだ。

その人と、その人の作るものの素晴らしさについては、おいおい書いて行こうと思う。

ただ現在、ひどく自己犠牲的に仕事をしておられるのが見て取れて、これを何とかしないと、と。

ちょっと前までは、「情熱大陸」あたりに取り上げられるか、「Growing Reed」に出演、をとりあえずの目標にしようと思っていた。

1ファンの声に過ぎないから、力は弱いだろうけど、例によって、何もしないよりましだ。

やりたいことが自由にできるようにするためには知名度がいるけど、知名度を上げるためのメディア露出は無名じゃできない、という難題に、むしろ血が騒いでしまったのだった。

だけど、岡田くんの時もそうだったけど、本人が本心からどうしたいと願っているか、が深く理解できないと、知らずに余計なことをすることになる。

なんか、最近、とても辛そうでね。

岡田くんが、とてもとても辛そうだった時期を思い出して、胸がキリキリする。

ともかく、ミッション見つかった。

やれるだけやってみる。