映画「ヘルドッグス」続報

5月1日に、師範の写真展の配信が決まりました。そこで、私の大型連休は前半が師範とV6と益子陶器市、後半が自堕落モードで藤井監督祭りに決めました。実入が減るのは困るものの、まとまった休みは楽しみです。

そんな中、「ヘルドッグス」の続報がありました。先日、クセの強い共演者の方々の発表があったので、想像を巡らせてはいたのですが、映像を見ると映像美やアクションに圧倒されます。

坂口健太郎さんですが、ついこの間、「余命10年」の和くんを見たばかりなので、「ヘルドッグス」のいかれたサイコボーイっぷりを見て、「うわあ」となってます。まず、顔が怖い。狂気の怖さですね。「#余命」ではあんなに心細やかで優しかった人が、どうして? 本当に中の人、同一人物? なんて。師範が共演する若い人たち、力量のすごい人ばかりです。映画館で見るのが早くも楽しみです。怖いですけどね。

後で気がついたのですが、「ヘルドッグス」って、「乾き。」と原作者が同じなんですね。ワクチンの副反応で伏せっている中で見たそれは、近年稀に見る理由のない純粋な暴力で溢れていて、心が地べたに叩きつけられましたっけ。戦にはとりあえずの行動の理由があるから、まだ納得しながら見られるんだと気がつきました。あの「渇き。」と同じ、こちらも渇きそうになるテイストで「ヘルドッグス」も来る予感。うう怖い。

メイキングも見ました。実演をたっぷりしながらの熱血指導。岡田道場の門を叩く人が、また増えそうな予感。現役のスターでもある師範が、ここまでアクションの質の向上に貢献すると、日本映画のアクションも、師範が語られていたように「世界に売れる」ものになっていくのでしょう。よく動けて、繊細な演技も巧みな、優れた俳優が次々と生まれてきている感もあることですし、充分期待できます。

もうちょっとしたら、来年公開の映画のお知らせも来ますね。V6の解散から半年近く経ったので、その間に映画ひとつ撮っていたはず、と睨んでいます。となれば、公開は年明け早々。読み、当たってます?

ところで、最近、仕事帰りによく寄っていたファミレスで、テーブルのアクリルの仕切りが消えました。続いて、入口の体温計も消えました。客のコロナ対策は、入り方での手の消毒と、食事以外のマスク着用のみ。これだけでずいぶん気持ちが楽になりました。

同様に、対策のために大変な思いをして来た制作の場も、少しずつ楽になってきたのではないでしょうか。制作への熱をこの頃、感じることが増えました。自粛期間中に、エンタテイメントのありがたみを痛感したのは私だけではないはずです。作る人たちの使命感も、もしかして以前よりも明確になったのかも知れません。厄災も通過してみれば、悪いことばかりではないのでしょう。

輝く未来を祈って。

では