表現者>ギャップ萌えのこと

春の新ドラマのチラ見せキャンペーン、ずいぶん焦らしてくれますね。私は、私の知る人間の内、10傑に入るせっかちなので、とても辛いですわ。ドラマ、さぞかし面白いんでしょうねえ、ジロリ•••と、プレッシャーをかけておきましょう(何様?)。

 

ところで、巷には「ギャップ萌え」なる言葉があります。

ひとりの人の中の、それまでのイメージがひっくり返るような一面を見て惹きつけられてしまうのは、私も数多の経験があるからよくわかります。

俳優だと、表現している時がファーストコンタクトの場合が多いので、後になってインタビュー等に応えている姿を見て、あまりの落差に惹かれて、挙句に好きになってしまうとか、よくあります。

岡田准一さんの場合は、クールでドライで強気という役がファーストコンタクトで、その美貌も役にぴったり合っていて、てっきりこういう人なのかと思っていました。ところがバラエティで、「そっくりの顔」のシャイで純粋な少年に出会ってしまって、沼に落ちて今日に至ります。歳を重ねるに従って、役でもどんどん新しい面を見せていただけるので、日に日にズブズブと。

横浜流星さんは、部分的な視聴も含めて全ての映像作品を見ましたが、全部違う人に見える上、インタビューなどでの感じもまた別人で、ちょっとその凄さが、もう、ね。この沼は深そうです。なので、「次の役」を待つ気持ちは、新しい人を好奇心と少しの不安を持って待つ気持ちと同じ、です。楽しみ。

悪役は人懐こい人が多い、というのもあるあるだそうですし、こういうのを見ると、本当に役者って凄いな、と思います。

 

俳優以外の表現者だと、意外にモデルさんのギャップ萌えというのもあります。

発端は「アメリカズ ネクスト トップ モデル」なる米国のスカウト番組で、美しい女性たちの見た目と中身にずいぶんギャップがあるのがわかって興味をおぼえました。みんな破格に根性あるし。表現して生きていく、っていうのは、つまりそういうことなんだと思いました。

笠間でのイベントのモデルさん。第一印象はクールビューティで、「プリティーベビー」のブルック•シールズや、「白い家の少女」のジョディ•フォスターを連想しました。そういう空間でしたし。ところが、イベントが終わった後、裸足でぺたぺた走ったり、スタッフと談笑したりしているのが、あどけなくて愛らしくて、うっかりと沼に落ちてしまいました。アマチュアで活動している子なので、名前が出せないのが残念です。表現することにおいて、ひとつ抜きん出た才能あると思うのに。

ダンスなどの身体表現となると、もう体育会系の極み。細くて可愛い見た目に油断していると、力持ちだったり、俊足だったり、持久力あったり、根性ずば抜けてたりします。スポーツテストが学年で1、2位とかだったりします。

 

かくして、私の表現者好きは、続いていくのでした。

では。