さてさて、我が家に花のある暮らしを演出してくださる「カタル葉」さんの話を前回した。
ただ、話は「お花を定期購入している」という単純なものではなくて、実はここからが本題だったりする。
3年前の夏、娘が店主さんに声をかけていただいて、花を使ったアートのモデルになったのだった。
私は、ウェディング装花か何かの宣材撮りくらいに軽く考えていたのだけど、何やら大掛かりで、しかも撮影の翌日に郡山で行われたイベントで花を纏ってダンスをした、と聞いて驚いた。
娘はその時点で12年のダンス歴があったが、そのレッスン費(月3万円前後)やら発表会費(大体年一回40万円)やらを捻出している母親の私は、むしろ娘の踊っている姿をなかなか見られなかったから。
当然ムカついた。
「なんでこんな本格的に踊るってもっと早くに教えてくれなかったの?行ったのに!」とか。
「これから名前に全部『おやふこうもの』ってルビ振ってやる!」とか。
でも、あれから3回ほど、花まみれで踊る娘を肉眼で見る機会が得られて、店主様には感謝しかない。
(つづく)
捕捉
店主様のアート作品(この言い方怒られそうだけど、仕方ない)が集められたFacebookはこちら
https://m.facebook.com/protoanemonin/