意味のある
文字を紡ぎ
すっからかんになるまで
吐き出し
それから後は
意味のない
羅列の上を
石蹴りの要領で
飛んでいく
細工はリュウリュウ
仕上げをゴロウジロ
行きたい場所はあるけれど
飛んでいくのも快感で
飛べる自分もちと誇らしく
詰めの甘さが
玉にきず
すべてに気配り
最後まで気を抜かず
足を踏み外すのは
破滅のもと
大切な忠告は
意識しなけりゃ聞こえて来ない
街角の音楽みたい
あってもなくても同じ
さあ頭からっぽにして
飛んで 飛んで 飛んで
その先に未来が
島のように浮かんでる