基本的に私はけちなんだけど

娘が大学に合格したので、いろいろ準備するものがある。今日は、いろいろかねてから買いたいと思っていたものをいっぺんに買ってしまった。まずは、横浜の東急ハンズで、ローバーのクロスバイクと、同じくローバーのミニサイクルを。シックな雰囲気に一目ぼれしてしまった。娘は通学、私は通勤に使う予定なのだが、時々そのふたつを乗り換えて、大小のおそろいで使おうということになった。
次は、私の趣味と実益を兼ねた道具として、VAIOのタイプTを。
最後に、娘に新しい携帯電話を。私は甘い親かなあ。クリスマスプレゼントの前渡しのつもりである。
今、その新しいノートパソコンでこれを書いている。まだキーボードに慣れないのだけど、一日も早く使いこなして、もっとたくさん書けるようにしたい。
道具が生活を大きく変える、なんてのは、ずいぶん昔から考えていたことだけど、生活を変えるほどのものがあるとしても、それは、もともとが意図したものだとは限らない。初めてパソコンを触ったのは、私が24歳のときだったけど、それが私の生計を支えてくれるものになろうとは、あの時点では少しも考えていなかった。ましてや、通信で夫とめぐり合えるとは思ってなかった。道具というものが構造的に何を生み出すか、ということは、ある程度時間がたってみないとわからないことなのかも知れない。
また、新しい道具に対して、警戒心を抱く知識人が現れるのは、どの時代でもあることだと思う。コピー機に頼ると、人間が退化する、なんてことを、コピー機の黎明期に口にする人は少なくなかった。パソコンの時もそうだ。今はインターネットと携帯電話がそのターゲットになっているようだ。まったく的外れとは言わないけれど、デメリットが小さくなってしまうほど、メリットが大きいので、コピー機の時のような感じで流れてしまうに違いない。『ソフトランディング』……こういうときに必要なのはこれだと思う。
何が言いたいのかよくわからないけど、つれづれに、ということで。