2005-09-13 詩~『みやこわすれ』 詩 #詩 ふるさとが 遠くにある人は ふるさとの野に咲く花と 同じ花を見つけるたび思う その花を この街で見かけるのは 何年目だろうかと ふるさとのひとたちは 今頃どうしているだろうかと ボクハイマ元気デス そう短くつぶやいてみる 辛くてたまらないとき 誰にも何も言えないとき かかってくる電話は 決まってふるさとから ふるさとが 想い出のなかにしかない人は 想い出の中で咲く花を 今咲く花のように愛でながら 遠い日々を懐かしむ