ひらぱーに来た。

今、京都駅前のベンチで、これを書いている。
さっきまでひらばー、こと ひらかたパークにいた。
ここが官兵衛さまが、ご幼少のみぎりに遊ばれた場所かぁ、
と、ベンチで感慨にふけっておった。
ひとり遊園地は、さすがに初体験だ。
例によって、高いのも速いのもだめだから、
乗り物はすべてスルーで、人間ウォッチを楽しんで。
子供たちの楽しそうなようすは、癒されるねえ、ふむ。
とりあえず、ささやかながら、数字に一個だけ貢献して来た。
当然、土産は目隠しライド用のアイマスクだ。
なんか、ちょっとドキドキするね。

これから、娘と待ち合わせだ。
娘は、大阪在住の友達とランチだった。
その後、京都の街をちょっと散歩して、今夜は姫路に泊まる。
明日は、新しく白く塗られた姫路城を堪能する、という計画だ。

ここのところ、先の大戦の本や、戦国時代の本を
何となく読むようになって、戦いって何なのだろうなあ、と
考え続けている。
今回の旅は、その体験授業のつもり。
さて、何を感じ取れるだろう。
そして、大好きな役者のことを想う。
二人称の死、しかも殺人や自死が、日常である世界を生きていた人を
懸命に演じている彼のことを。

ずいぶん前に、役者としての岡田准一を見る時、
少なくないクリエーターが、意識的にか無意識か、
「死と再生」を直観するんだと書いた。
戦いの物語が続いて行くと、それが強化されていくようで、
不思議な感じがする。

さて、娘が来た。
また後で。