さてさて、我がアイドルという人は、あらゆるジャンルにおいて、およそ「進歩しない」ということがない人だ。
いかなることでも、時間の経過とともに進歩する。
ジャニーズの進出している分野としては、シンガー、ダンサー、アクターの他に、バラエティ出演と、MCがある･･････この認識で間違いないだろうか。
さらに、これらの混合した芸能と、そのメタをいく演出、プロデュース、制作など、芸能を広くカバーする才能集団である、と言える。
我がアイドルの場合、俳優としての資質がずば抜けていて、その反面、俳優にありがちなシャイな性格のために、MCなどには不向きなのだと思い込んでいた。
『Growing Reed』、丸一年経ったけれど、私のこの思い込みが、いい意味で見事に裏切られた。
ゲストの方たちがやっぱりひとかどの人ばかりなので、話そのものが面白くて興味深いのはある。
だけど、さらに人間としての魅力まで感じさせられるのは、ナビの人徳だと･･････
やっぱりこれは単純なファンの贔屓目なんだろうか。
質問が面白い。
それに対して、いい感じに楽しんで答えてくれるゲストが多い気がする。
これが楽しい。
その昔、バラエティのロケで、我がアイドルは『対おとうさん要員』だと書いたことがある。
ある程度『仕込み』はしてあるのだろうけど、素人のことだから、出演する一般人は、素のままの感情を隠しきれないことが多い。
そのロケで、年配の男性が、岡田くんに対して、一目置きつつ父性的なきちんとした態度を取るので、「これは一種の才能だな」と感じたものだ。
このラジオ番組のゲストの語る言葉が魅力的なのも、結局、そういうことなのだろうか。
日曜の夜を楽しみに待つようになって、番組が続いていけば良いなぁ、と思っていたら、無事継続となった模様。
ほっとした。
というわけで、ささやかなひとりお祝いメッセージである。
