V6とFMS歌謡祭

V6の解散の日が決まって、イベントひとつひとつがカウントダウンの重みを感じさせる今日この頃。FNS歌謡祭でのV6の出演、拝見しました。「愛なんだ」、「over」、最新曲 「MAGIC_CARPET_RIDE」のメドレー。個人的に、「over」が特に嬉しく思いました。あれは、カミセンの主演作「PU-PU-PU-」の主題歌で、トニセンが作詞を手掛けたのでしたね。師範はまだ17歳でした。ドラマの直後、いきなりの坊主にして事務所から叱られたのもファンとして懐かしい思い出です。

この曲のキャンペーンのイベントで、会場の出口で見送ってくれる師範を初めて肉眼で見ました。1998年12月20日。師範は18になったばかりでした。ルッキズムっていうのですよね、容姿の美醜にこだわりすぎるのって。良くないこと、なのでしょう。でも、こんな美しい人間、生まれて初めて見た、ってやっぱり思っちゃったし、いまだに目に焼き付いてます。ほんとごめんなさい。

今、師範はその時の私と同じ歳です。若者が主人公の歌詞ですが、不惑になってまた別の意味で沁みませんか? その時に私が感じた気持ちを時を隔てて体験されているかな、なんて妄想してみたりしています。そこから師範がひと世代下の人たちを眺めて感じる気持ちは、私の時と似ているとちょっと嬉しいな、と思ったりします。歌は、同じ歌でも、聞く時によって異なる味わいを持ちます。だから、解散後、新しい曲も作られず、歌番組の出演もなくなっても、思い出はその時々で新しい顔をして見せてくれるから、大丈夫。

 

ところで、ラストコンサートを計画されているのですよね。行くかどうか迷っています。迷った時は、「後悔しない?」と自問して降ってきた直観に従うようにしているのですが、今回ばっかりは行っても行かなくても、どっちも後悔します。別種の後悔ですが、どっちのダメージが大きいかは行動した後にわかるものなので戦略が立てられません。V6に迷惑がかからない方、となれば「行かない」一択です。こっちを選んで、DVDを購入、となる確率は高いでしょう。でも、最後まで見届けるつもりではいます。

さて、当面は「学校へ行こう!」の特番待ちですね。楽しみに待ちます。

では